![]() グルコキナーゼ活性化剤およびそれを活性成分として含有する医薬組成物
专利摘要:
本発明は、グルコキナーゼに対して優れた活性を示す式(1)の新規化合物およびそれを活性成分として含有する医薬組成物に関するものである。 公开号:JP2011507833A 申请号:JP2010539310 申请日:2008-12-22 公开日:2011-03-10 发明作者:キム・キョンヒー;キム・スンハ;キム・ヒョウンジン;チョ・ミキョン;パク・ヒスル;ユン・スンヒョン;リー・スンベ 申请人:エルジー・ライフ・サイエンシーズ・リミテッドLG Life Sciences Ltd.; IPC主号:C07D417-04
专利说明:
[0001] 本発明は、グルコキナーゼに対して優れた活性を示す新規化合物(グルコキナーゼ活性化剤(GKA))およびそれを活性成分として含有する医薬組成物に関するものである。] 背景技術 [0002] 糖尿病は、人々の健康に悪影響を及ぼし、様々な合併症を誘発する。糖尿病は、膵臓細胞の破壊によりインスリンが分泌されない1型糖尿病と、その他の状態によりインスリンが産生されないか、あるいは、体がインスリンに反応しない2型糖尿病とに分類される。2型糖尿病は、全糖尿病患者の90%以上を占めている。糖尿病の代表的な合併症としては、高脂血症、高血圧、網膜症、腎不全症などが挙げられる(非特許文献1)。糖尿病治療薬としては、スルホニル尿素(膵臓細胞でのインスリン分泌を促進する)、ビグアニド(肝臓でのグルコース産生を抑制)、α−グルコシダーゼ抑制剤(腸でのグルコース吸収を抑制する)などが用いられており、その中でも、最近では、ペルオキシソーム増殖因子−活性化−レセプターγ(PPARγ)アゴニスト(チアゾリジンジオン系、インスリン感受性を増大させる)が脚光を浴びている。しかしながら、これらの薬剤は、それぞれの作用機序によって、体重増加などの副作用を示す(非特許文献2)。したがって、このような副作用を誘発しない糖尿病治療薬の開発が求められている。] [0003] 健常なヒトの場合、血糖は、様々な内分泌糖調節系により、安全で狭い生理学的範囲内で正確に調節される。このような糖調節系が作動しなくなると、最初は糖不耐症が生じ、徐々に2型糖尿病へと進展していく。このような調節メカニズムの機能障害は、(i)膵臓細胞のインスリン分泌の低下、(ii)肝臓、脂肪組織細胞および骨格筋細胞のインスリン抵抗性の増大、ならびに、(iii)肝臓による過度な血糖産生に起因する。] [0004] 過去40年間に得られた多くの研究結果によると、ヘキソキナーゼIV系に属するグルコキナーゼは、糖代謝の第1段階に関与して血液中のグルコース量を直接的に調節し、それにより、体内での糖恒常性の維持に主要な役割を果たしている。] [0005] 膵臓細胞のグルコキナーゼは、グルコース・センサーとして作用することにより、グルコース−刺激インスリン分泌(GSIR)の閾値を決定できる。グルコキナーゼは、ATPを消費してグルコースをグルコース−6−ホスフェートにリン酸化し、細胞内にグルコース−6−ホスフェートを保持することにより、血糖を減少させる(非特許文献3)。] [0006] 一方、肝臓細胞のグルコキナーゼは、グルコキナーゼ調節タンパク質により短期間調節される特徴を有する。グルコキナーゼ調節タンパク質は、グルコキナーゼと1:1の複合体を形成し、グルコースに対して「競争的抑制剤」として作用して、非活性化されたグルコキナーゼを核内に閉じ込め、分解酵素などの他のタンパク質から保護して安定化する。フルクトース−6−ホスフェートは、グルコキナーゼ調節タンパク質をさらに安定化するのに対し、フルクトース−1−ホスフェートは、グルコキナーゼ調節タンパク質からグルコキナーゼを分離し、核から細胞質に移動させて、その活性化された状態を保持することが報告されている(非特許文献4)。肝臓細胞のグルコキナーゼは、肝臓におけるグルコース代謝を適切に調節する。すなわち、飽食または空腹状態におけるグルコースの吸収および産生を効率的に調節する(非特許文献5)。] [0007] 上記で説明したように、グルコキナーゼは、(i)肝臓における直接的な血糖調節および(ii)膵臓におけるグルコース濃度感知後の生理学的範囲内でのインスリン分泌促進という2種類の機能を活性化し、かくして、糖恒常性の維持に非常に重要な役割を果たしている。] [0008] 多くの齧歯類での実験結果は、グルコキナーゼが糖恒常性の維持における主要な調節因子であることを示唆した。膵臓ベータ細胞のグルコキナーゼ遺伝子機能を喪失したラットは、深刻な高血糖症状を示し、肝細胞のグルコキナーゼ遺伝子機能を喪失したラットは、グルコース吸収低下および高血糖症状を示した。一方、正常ラットの肝細胞でグルコキナーゼ遺伝子を過度に発現させた場合には、耐糖能の改善効果が示されている(非特許文献6)。そして、糖尿ラットでのグルコキナーゼの過度発現は、空腹状態における耐糖能の改善および血糖降下効果を誘導した(非特許文献7)。] [0009] ヒトの場合、これまで約200個のグルコキナーゼ遺伝子変異体が臨床的に報告されている。2型糖尿病の亜型であるMODY(若年者の成人発症型糖尿病)−2の患者は、機能喪失型変異によるグルコキナーゼ活性の減少、および、インスリン分泌の低下による高血糖症を示した。これに対し、PNDM(永続型新生児糖尿病)およびPHHI(新生児持続性高インスリン性低血糖症)の患者は、機能獲得型変異に基づくグルコキナーゼの活性化により、深刻な低血糖症を示した(非特許文献8)。このようなグルコキナーゼ関連疾患の表現型は、グルコキナーゼが体内における糖恒常性の維持に重要な役割を果たしていることを示唆し、グルコキナーゼ活性を増強する薬剤を開発する手掛かりを提供している。] [0010] 最近の研究結果(非特許文献9)によると、グルコキナーゼ活性化剤は、膵臓ベータ細胞の分裂を促進して、膵臓細胞量を維持することにより、グルコース代謝を向上させる。また、20週齢のZDF(ズッカー(Zucker)糖尿病肥満)ラットモデルでは、肝臓細胞のグルコキナーゼ活性を回復させるだけで、グルコース代謝および高血糖を正常化することができると報告されている(非特許文献10)。この報告は、肝細胞特異的グルコキナーゼ活性化剤が、将来、慢性2型糖尿病だけでなく、1型糖尿病にも用いることができる治療薬として開発しうることを示唆している。] [0011] グルコキナーゼ活性化剤に関する多くの研究が報告されている。最近公開された特許としては、特許文献1〜12が挙げられる。] [0012] 国際公開第2007/007910号パンフレット 国際公開第2006/112549号パンフレット 国際公開第2007/031739号パンフレット 国際公開第2007/037534号パンフレット 国際公開第2007/043638号パンフレット 国際公開第2007/028135号パンフレット 米国特許出願公開第2007/0099930号明細書 国際公開第2007/041365号パンフレット 国際公開第2007/051847号パンフレット 国際公開第2007/053345号パンフレット 国際公開第2007/007910号パンフレット 国際公開第2006/049304号パンフレット] 先行技術 [0013] ジンマー・ピー(Zimmer P.)ら,ネイチャー(Nature),2001年,第414巻,p.782 モラー・ディー・イー(Moller D.E.),ネイチャー(Nature),2001年,第414巻,p.821 メグラッソン・エム・ディー(Meglasson M.D.)およびマッチンスキー・エフ・エム(Matschinsky F.M.),ダイアベティス・メタボリズム・レビューズ(Diabetes Metab.Rev.),1986年,第2巻,p.163 ファン・シャフチンゲン・イー(Van Schaftingen E.),ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(Eur.J.Biochem.),1989年,第179巻 アギウス・エル(Agius L.)ら,ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.),1996年,第271巻,p.30479 ロゼッティ・エル(Rossetti L.)ら,アメリカン・ジャーナル・オブ・フィジオロジー(Am.J.Physiol.),1997年,第273巻,p.E743 デサイ・ユー・ジェイ(Desai U.J.)ら,アメリカン・ジャーナル・オブ・ダイアベティス(Am.J.Diabetes),2001年,第50巻,p.2285 マチンスキー・エフ・エム(Matsinsky F.M.)ら,フロンティアーズ・イン・ダイアベティス(Frontiers in Daibetes),2004年,第16巻,第4〜7章 ナカムラ・エイ(Nakamura A.)ら,グルコース代謝およびβ細胞集団に対する低分子グリコキナーゼ活性化剤の効果(Impact of small molecule glucokinase activator on glucose metabolism and beta cell mass),エンドクリノロジー(Endocrinology),2008年11月 トレス・ティー・ピー(Torres T.P.)ら,肝臓グリコキナーゼ発現の修復は、ズッカー(Zucker)糖尿病肥満マウスにおける肝臓グルコース流動を修正して血漿グルコースを正常化する(Restoration of hepatic glucokinase expression corrects hepatic glucose flux and normalize plasma glucose in zucker diabetic fatty rats),エンドクリノロジー(Endocrinology),2008年10月] 発明が解決しようとする課題 [0014] 本発明者らは、グルコキナーゼ活性化剤について、鋭意検討した結果、式(1)で示されるインドール化合物がグルコキナーゼ活性化剤として有効であることを確認した。かくして、本発明者らは、インドール構造に基づくグルコキナーゼ活性化剤に関する本発明を完成した。] [0015] 本発明の目的は、式(1)で示されるインドール化合物のグルコキナーゼ活性化剤を提供することにある。また、本発明の他の目的は、この化合物を有効成分として含有し、グルコキナーゼの活性低下により生じる疾患を予防または治療するための組成物を提供することにある。] 課題を解決するための手段 [0016] 本発明は、下記式(1):] [0017] ] [0018] [式中、Xは、OまたはNHを表し、 nは0〜3の数であり、 Yは、直接結合、−(CH2)pO−、−(CH2)q−または−(CH2)qSO2−を表し、 pは0〜2の数であり、 qは1〜3の数であり、 R1は、水素、−(CR4R5)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6を表し、 pおよびqは上記と同意義であり、 R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、 Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよいC3−C8−シクロアルキルを表すか、あるいは、それぞれ、O、SおよびNから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員複素環またはヘテロアリールを表し、 R6は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表し、 R2は、水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜12員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、C1−C6−アルキルスルホニルで置換されていてもよい6〜12員アリールを表し、 R3は、R7−X−B−X’−を表し、 Bは、直接結合を表すか、あるいは、それぞれ、オキソを含んでいてもよく、縮合していてもよく、かつ、N、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜10員複素環またはヘテロアリール表し、 XおよびX’は、互いに独立して、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−(CH2)q−、−NR4C(O)−、−NR4−、−OC(O)−、−O−、−(CH2)pC(O)−、−(CH2)pO−、−(CH2)pNR4−、−C(O)NR4−および−S(O)r−(ここで、pおよびqは上記と同意義であり、rは0〜2の数であり、R4は水素またはC1−C5−アルキルを表す)よりなる群から選択され、 R7は、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC3−C6−シクロアルキルを表すか、6〜12員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびO原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を含む4〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表し、 ここで、アルキル、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、複素環およびヘテロアリールは、置換されていてもよく、置換基は、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルスルホニル、アリール−C1−C6−アルコキシおよびオキソよりなる群から選択される1個またはそれ以上である] で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を提供する。] [0019] 式(1)で示される化合物に対する上記の定義において、用語「アルキル」は、脂肪族炭化水素基を意味する。アルキルは、アルケニルまたはアルキニル部位を含まない飽和アルキルであるか、あるいは、少なくとも1個のアルケニルまたはアルキニル部位を含む不飽和アルキルであってもよい。「アルケニル」は、少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を含む基を意味し、「アルキニル」は、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を含む基を意味する。アルキルは、単独で用いられる場合または併用される場合(例えば、アルコキシの場合)には、分岐状または直鎖状のいずれであってもよい。] [0020] アルキル基は、特に断らない限り、1〜20個の炭素原子を有していてもよい。アルキル基は、1〜10個の炭素原子を有する中間サイズのアルキルであってもよい。さもなければ、アルキル基は、1〜6個の炭素原子を有する低級アルキルであってもよい。その代表例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、エテニル、プロペニル、ブテニルなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。例えば、C1−C4−アルキルは、アルキル鎖に1〜4個の炭素原子を有し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびt−ブチルよりなる群から選択される。] [0021] 用語「アルコキシ」は、特に断らない限り、1〜10個の炭素原子を有するアルキルオキシを意味する。] [0022] 用語「シクロアルキル」は、特に断らない限り、飽和脂肪族3〜10員環を意味する。その代表例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。] [0023] 用語「アリール」は、共有π電子系を有する少なくとも1個の環を含み、例えば、単環式または縮合多環式(すなわち、隣接する炭素原子対を共有する環)基を包含する。本明細書において、アリールは、特に断らない限り、フェニル、ナフチルなどを包含する、4〜10員、好ましくは6〜10員の単環式または多環式の芳香族環を意味する。] [0024] 用語「ヘテロアリール」は、特に断らない限り、N、OおよびSよりなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を有し、ベンゾまたはC3−C8シクロアルキルと縮合していてもよい芳香族3〜10員環、好ましくは4〜8員環、より好ましくは5〜6員環を意味する。単環ヘテロアリールとしては、チアゾール、オキサゾール、チオフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、イソキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、トリアゾール、トリアジン、チアジアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。二環ヘテロアリールとしては、インドール、インドリン、ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾール、ベンズトリアゾール、キノリン、イソキノリン、プリン、フロピリジンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。] [0025] 用語「複素環」は、特に断らない限り、N、OおよびSよりなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を有し、ベンゾまたはC3−C8シクロアルキルと縮合していてもよく、かつ、飽和であるか、あるいは、1または2個の二重結合を有する、3〜10員環、好ましくは4〜8員環、より好ましくは5〜6員環を意味する。複素環としては、ピロリン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピラン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ヒドロフランなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。] [0026] 本明細書における他の用語および略語は、特に断らない限り、当業者により当該技術分野で従来から用いられている意味を有するものと理解される。] [0027] 上記式(1)で示される化合物のうち、好ましい化合物は、下記のような化合物である: XがOまたはNHを表し、 nが0〜3の数であり、 Yが、直接結合、−(CH2)pO−、−(CH2)q−または−(CH2)qSO2−を表し、 pは0〜2の数であり、 qは1〜3の数であり、 R1が−(CR4R5)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6を表し、 pおよびqは上記と同意義であり、 R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、 Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよいC3−C7−シクロアルキルを表すか、あるいは、それぞれ、O、SおよびNから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜8員複素環またはヘテロアリールを表し、 R6は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表し、 R2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、C1−C6−アルキルスルホニルで置換されていてもよい6〜10員アリールを表し、 R3がR7−X−B−X’−を表し、 Bは、直接結合を表すか、あるいは、それぞれ、オキソを含んでいてもよく、縮合していてもよく、かつ、N、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜10員複素環またはヘテロアリールを表し、 XおよびX’は、互いに独立して、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−(CH2)q−、−NR4C(O)−、−NR4−、−OC(O)−、−O−、−(CH2)pC(O)−、−C(O)NR4−および−S(O)r−(ここで、pおよびqは上記と同意義であり、rは0〜2の数であり、R4は水素またはC1−C5−アルキルを表す)よりなる群から選択され、 R7は、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC3−C6−シクロアルキルを表すか、6〜12員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表し、 ここで、アルキル、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、複素環およびヘテロアリールは、置換されていてもよく、置換基は、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルスルホニル、アリール−C1−C6−アルコキシおよびオキソよりなる群から選択される1個またはそれ以上である。] [0028] 本発明の式(1)で示される化合物において、置換基Yは、より好ましくは、直接結合、−O−、−(CH2)O−、−(CH2)−または−(CH2)SO2−を表す。] [0029] 置換基R1は、より好ましくは、−(CH2)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6(ここで、pは0〜2の数であり、qは1〜3の数であり、R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよい3〜6員シクロアルキルを表すか、あるいは、O、SおよびNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員複素環を表し、R6は、水素、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表す)を表す。最も好ましくは、R1は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、ジフルオロシクロヘキシル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、(テトラヒドロピラン−4−イル)メチル、テトラヒドロチオピラン、4−オキソ−シクロヘキシル、(1−メタンスルホニル)ピロリジン、(1−アセチル)ピペリジン、4−ニトロフェニルおよびメチルプロピオネートよりなる群から選択される。] [0030] 置換基R2は、より好ましくは、水素、ハロゲン、C1−C3−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、メタンスルホニルで置換されていてもよい6〜10員アリールを表す。最も好ましくは、R2は、水素、フッ素、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、プロピル、フェニル、メタンスルホニルフェニル、ピリジン、モルホリン、1,2−イミダゾール、1,3−イミダゾール、ピロリジンおよびピロールよりなる群から選択される。] [0031] 置換基R3の基R7−X−B−X’−において、置換基Bは、より好ましくは、直接結合を表すか、それぞれ、C1−C6−アルキルで置換されていてもよいピラゾール、イミダゾールまたはオキサジアゾールを表すか、あるいは、オキソを含んでいてもよく、縮合しててもよく、かつ、N、SおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜9員複素環を表す。最も好ましくは、Bは、直接結合を表すか、あるいは、下記式(i)〜(xi)から選択される構造であってもよい。] [0032] [式中、R7は上記と同意義である]] [0033] 置換基X’は、より好ましくは、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−NR4CO−、−SO2−および−O−よりなる群から選択される。] [0034] 置換基Xは、より好ましくは、直接結合を表すか、あるいは、−C(O)NR4−、−NR4−、−OC(O)−、−NR4C(O)−、−(CH2)C(O)−、−S(O)2−または−C(O)−を表す。最も好ましくは、Xは、直接結合を表すか、あるいは、−C(O)NH−、−C(O)N(Me)−、−NH−、−N(Me)−、−OC(O)−、−N(Me)C(O)−、−(CH2)C(O)−、−S(O)2−および−C(O)−よりなる群から選択される。] [0035] 置換基R7は、より好ましくは、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC4−C6−シクロアルキルを表すか、ハロゲンで置換されていてもよい6〜10員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリールまたは複素環を表す。最も好ましくは、R7は、水素、ヒドロキシ、メチル、トリフルオロメチル、エチル、t−ブチル、シクロヘキシル、ピロリジン、フェニル、2−フルオロフェニル、ピペリジン、ピリジン、1,3−ピラジン、1,4−ピラジン、フラン、トリフルオロメチル、1,2,3,4−テトラゾールおよびテトラヒドロフランよりなる群から選択される。] [0036] 式(1)で示される化合物のうち、代表的な化合物は、下記から選択される化合物である: [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[7−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[7−(1−メタンスルホニル−ピロリジン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−チオピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; シクロペンチル−[2−((R)−4−ピロリジン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; シクロペンチル−[2−((R)−4−モルホリン−4−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; シクロペンチル−[2−((R)−4−ジメチルアミノメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; {(R)−2−[5−モルホリン−4−イルメチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−ピラゾール−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−イミダゾール−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(1H−ピロール−3−イルメチル)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; [7−シクロペンチルアミノ−2−((R)−4−ヒドロキシメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−5−イル]−メタノール; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−エタノール; {(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル; {(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; 2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール; [(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; 2−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−エタノール; {(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; 2−{(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール; {(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; 2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール; {(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; 2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル; {(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル; {(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−プロポキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; {(R)−2−[5−フェノキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル; {(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル; {(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; {(R)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(R)−2−[5−メチル−7−(4−オキソ−シクロヘキシルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(4−メタンスルホニル−フェノキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール; シクロペンチル−{5−メタンスルホニルメチル−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; 1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アセトアミド; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−アセトアミド; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N,N−ジメチル−アセトアミド; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン; 2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−N−メチル−アセトアミド; 2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−1−モルホリン−4−イル−エタノン; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アセトアミド; 1−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノン; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−エチル−アセトアミド; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド; 2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン; N−メチル−2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−アセトアミド; 1−モルホリン−4−イル−2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; 1−(4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−エタンスルホニル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; 1−(4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; 1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペリジン−4−オール; (4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピラゾール−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; (S)−1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−2−カルボン酸; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; 3−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−5−メチル−3H−イミダゾール−4−カルボン酸エチルエステル; 3−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−5−メチル−3H−イミダゾール−4−カルボン酸; 1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−2−オン; 1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペリジン−3−カルボン酸; 1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペリジン−3−カルボン酸ジメチルアミド; [(S)−1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−イル]−カルバミン酸t−ブチルエステル; (2−{(R)−4−[2−((S)−3−アミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−クロロ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; N−[(S)−1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−イル]−アセトアミド; {5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−テトラゾール−1−イル−エタノン; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−3,3,3−トリフルオロ−プロパン−1−オン; [4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−フラン−2−イル−メタノン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(2,3,5,6−テトラヒドロ−[1,2’]ビピラジニル−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; (5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−ピリミジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; {2−[(R)−4−(2−アミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; 1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−(2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル)−アミン; 4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン; 1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン; シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; {2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; {5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; {5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン; (2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロピラン−4−イル)−アミン; (5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; 4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−2−オン; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−メトキシ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; {2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; 1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン; 2−ヒドロキシ−1−[4−(2−{(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロパン−1−オール; 3−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−プロピオン酸; 3−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−プロパン−1−オール; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−プロピオンアミド; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロパン−1−オン; 1−(4−{3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; {5−クロロ−2−[(R)−4−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−トリフルオロメトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−トリフルオロメトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメトキシ]−酢酸エチルエステル; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメトキシ]−酢酸; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(3−シクロペンチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; シクロペンチル−{2−[(R)−4−(3−ピペリジン−1−イル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; [(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; 1−(4−{2−[(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−7−フェノキシ−1H−インドール; 7−フェノキシ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール; ジメチル−{2−[(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−アミン; [(S)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; {(S)−2−[7−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; ((S)−2−{7−[(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸; ((S)−2−{7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸; {(S)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(S)−2−[7−(1−アセチル−ピロリジン−3−イルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; ((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸; {(S)−2−[5−フェノキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(S)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(S)−2−(7−シクロブチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; {(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; {(S)−2−[7−(シクロプロピルメチル−アミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; ((S)−2−{5−メチル−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸; {(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; [(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル; [(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; {(S)−2−[7−(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸; (2−{(S)−4−[2−((R)−3−アミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−クロロ−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; (5−クロロ−2−{(S)−4−[2−((R)−3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; 1−(4−{2−[(S)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 1−(4−{2−[(S)−2−(7−アミノ−5−クロロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; 1−(4−{2−[(S)−2−(5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; {5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; 1−(4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン; シクロペンチル−{5−フェノキシ−2−[(S)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン; 4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル; シクロペンチル−(2−{(S)−4−[2−(3−メチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−アミン; 4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン; (4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−(テトラヒドロ−フラン−2−イル)−メタノン; シクロペンチル−(5−フェノキシ−2−{(S)−4−[2−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−[2−((S)−4−{2−[4−(2−フルオロ−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エチル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−アミン; 1−(4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン; {(R)−1−[2−[(S)−2−{5−メチル−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル]−ピロリジン−2−イル}−メタノール; N−((R)−1−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−3−イル)−アセトアミド; (2−{(S)−4−[2−(4−ベンジル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; {5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)メチル−アミン; {2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン; 4−[2−((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−エチル]−ピペラジン−2−オン; シクロペンチル−{5−フェノキシ−2−[(S)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−アミン; (4,4−ジフルオロ−シクロヘキシル)−{2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−アミン; (2−{(S)−4−[2−(3−メチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−ピラジン−7−イル]−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン; 4−[2−((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−エチル]−ピペラジン−2−オン;および 4−(2−{(S)−2−[7−(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシルアミノ)−5−フェノキシ−7−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−2−オン。] [0037] 本明細書における他の用語および略語は、特に断らない限り、当業者により当該技術分野で従来から用いられている意味を有するものと理解される。] [0038] また、本発明の式(1)で示される化合物は、薬学的に許容される塩を形成することができる。このような薬学的に許容される塩としては、薬学的に許容されるアニオンを含有する無毒性の酸付加塩、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などの無機酸との塩;酒石酸、ギ酸、クエン酸、酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、グルコン酸、安息香酸、乳酸、フマル酸、マレイン酸、サリチル酸などの有機酸との塩;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などのスルホン酸との塩;などが挙げられる。また、例えば、薬学的に許容されるカルボン酸塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩;リジン、アルギニン、グアニジンなどのアミノ酸との塩;ジシクロヘキシルアミン、N−メチル−D−グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン、ジエタノールアミン、コリン、トリエチルアミンなどとの有機塩;などが挙げられる。本発明の式(1)で示される化合物は、従来公知の方法のいずれかにより、それらの塩に変換すればよい。] [0039] 本発明の式(1)で示される化合物は、構造に不斉炭素中心を有しうるので、RまたはS異性体、ラセミ化合物、ジアステレオマー混合物または個々のジアステレオマーとして存在していてもよい。これら全ての異性体は、本発明の範囲内に含まれる。] [0040] また、本発明は、式(1)で示される化合物を製造する方法を提供する。以下では、本発明をより良く理解するために、式(1)で示される化合物を製造する方法を、例示的な反応スキームに基づいて説明する。しかしながら、本発明の属する技術分野の当業者であれば、式(1)で示される化合物を、それらの構造にしたがって、様々な経路で製造しうる。このような方法は、本発明の範囲内に含まれるものと理解すべきである。すなわち、本明細書に記載された、または、先行技術に開示された様々な合成法を任意に組み合わせることにより、式(1)で示される化合物を製造することができる。式(1)で示される化合物を製造する方法は、このような方法を含み、以下で説明されることに限定されるものではない。] [0041] 式(1)で示される化合物は、下記の反応スキーム(1)に従って、化合物(2)のニトロ基を還元してアミン化合物(3)を製造し、形成されたアミン基に置換基R1を導入することにより、製造することができる。あるいは、式(1)で示される化合物は、下記の反応スキーム(2)〜(7)に従って、化合物(4)の置換基R1、R2、R3を変換することにより、製造することができる。] [0042] 化合物(5)は、下記の反応スキーム(8)および(9)に従って、製造することができる。化合物(7)は、下記の反応スキーム(10)に従って、製造することができ、化合物(20)は、下記の反応スキーム(11)に従って、製造することができる。 反応スキーム1] [0043] ] [0044] 上記の反応スキーム(1)において、 aは、Fe、Zn、Pd/Cなどを表し、 bは、R1=Oの形態であるケトン化合物、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム{NaBH(OAc)3}、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(NaBH3CN)などを表し、 R1、R2およびR3は、式(1)と同意義であり、 R8は、Y−R2(ここで、YおよびR2は、式(1)と同意義である)を表す。] [0045] 化合物(2)は、下記の反応スキーム(2)〜(9)に従って、製造することができる。] [0046] 化合物(3)は、化合物(2)を還元することにより、製造することができる。還元反応は、酸触媒および金属を用いて、あるいは、水素ガスの存在下で金属触媒を用いて、行えばよい。] [0047] 酸触媒および金属を用いる還元反応に使用可能な酸としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの有機カルボン酸、塩化アンモニウムなどのアミノ化合物、好ましくは塩酸、酢酸または塩化アンモニウムなどが挙げられる。酸は、化合物(2)の1当量に対して、通常は0.01〜10当量、好ましくは0.1〜5当量の量で用いられる。使用可能な金属としては、例えば、鉄、亜鉛、リチウム、ナトリウム、スズ(通常は塩化スズ)などが挙げられ、特に好ましくは、鉄、亜鉛、塩化スズなどである。金属は、化合物(2)の1当量に対して、通常1〜20当量、好ましくは1〜10当量の量で用いられる。酸触媒の存在下における金属の反応は、不活性溶媒中で行ってもよい。不活性溶媒としては、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、酢酸エチルなどのアルキルエステルなどが挙げられ、好ましくは、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、酢酸エチルなどである。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0048] 水素ガス存在下で金属触媒を用いる還元反応に使用可能な金属触媒としては、パラジウム、ニッケル、プラチナ、ルテニウム、ロジウムなどが挙げられ、特に好ましくは、パラジウム、ニッケルなどである。金属触媒は、化合物(2)の1当量に対して、通常は0.001〜2当量、好ましくは0.01〜1当量の量で用いられる。水素ガスの圧力は、通常は1〜10気圧、好ましくは1〜3気圧である。反応は、不活性溶媒(例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、メチルアセテート、酢酸エチルなどのアルキルアセテートなど、好ましくはメタノール、エタノール、酢酸エチルなど)中で行ってもよい。金属触媒を用いる反応の温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0049] 化合物(4)は、化合物(3)の還元的アルキル化反応により、製造することができる。] [0050] 化合物(3)のアミン基に対する還元的アルキル化は、還元剤を用いて、また、必要に応じて、酸触媒を用いて、ケトンと反応させることにより、行えばよい。ケトンは、化合物(3)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。使用可能な還元剤としては、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。還元剤は、化合物(3)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。使用可能な酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの有機カルボン酸、塩化アンモニウムなどのアミン化合物などが挙げられ、特に好ましくは、塩酸、酢酸などである。酸は、化合物(3)の1当量に対して、通常は0.1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンなどのクロロアルカン、好ましくはジクロロエタン、クロロホルムなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜100℃、好ましくは−10〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0051] 本発明の化合物(1)または(2)は、下記の反応スキーム(2)〜(9)に具体的に例示された方法に従って、製造することができる。 反応スキーム2] [0052] ] [0053] 上記の反応スキーム(2)において、 aは、金属水酸化物(例えば、NaOH、LiOH)を表し、 bは、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)および化合物(7)を表し、 cは、PCl5またはTf2OおよびPh3POを表し、 dは、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)および化合物(11)を表し、 R8は、反応式(1)と同意義であり、 R9は、C1−C6−アルキルを表し、 R10は、NO2またはR1−X(ここで、XおよびR1は式(1)と同意義である)を表し、 R11は、p−MeOBnまたはPh3Cを表し、 R3’およびR3’’は、互いに独立して、R7−X−B−(ここで、R7、XおよびBは式(1)と同意義である)を表す。] [0054] 化合物(5)は、反応スキーム(8)および(9)に従って、製造することができる。] [0055] 化合物(6)は、塩基を用いる化合物(5)の加水分解反応により、製造することができる。使用可能な塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。塩基は、化合物(5)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。加水分解反応は、例えば、水、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0056] 化合物(7)は、下記の反応スキーム(10)および(11)に従って、製造することができる。] [0057] 化合物(8)は、化合物(6)のカルボン酸と化合物(7)のアミン基とのカップリング反応により、製造することができる。カップリング反応に使用可能な従来公知のカップリング剤としては、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(EDC)、1,1’−ジカルボニルジイミダゾール(CDI)などのカルボジイミド類を、1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール(HOBT)または1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)と混合した状態で用いるか、あるいは、ビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)−ホスフィン酸クロリド(BOP−Cl)、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA)、N−[ジメチルアミノ−1H−1,2,3−トリアゾール[4,5−b]−ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタンアミニウム(HATU)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。カップリング剤は、化合物(6)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。HOBTまたはHOATの使用量は、化合物(6)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。アミン塩酸塩をカップリング反応に用いる場合は、塩基を用いて酸を除去しなければならない。使用可能な塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどの有機塩基が挙げられる。塩基は、化合物(7)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。カップリング反応は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミドなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0058] 化合物(9)は、化合物(8)を、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal of Organic Chemistry),第68巻,第24号,2003年,p.9506〜9509,テトラへドロン(Tetrahedron),第55巻,第34号,1999年,p.10271〜10282などに記載されているように、環化することにより、製造することができる。] [0059] R11がp−メトキシベンジル(p−MeOBn)基の場合には、ジクロロメタン溶媒中で、五塩化リン(PCl5)を用いて、環化反応を行う。PCl5は、化合物(8)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。反応温度は、通常は−10〜50℃、好ましくは0〜25℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0060] R11がトリフェニルメチル(Ph3C)基の場合には、ジクロロメタン溶媒中で、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Tf2O)およびトリフェニルホスフィンオキシド(Ph3PO)を用いて、環化反応を行う。これらは、化合物(8)の1当量に対して、それぞれ、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。反応温度は、通常は−10〜50℃、好ましくは0〜25℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0061] 化合物(11)は、市販されているアミン化合物である。] [0062] 化合物(12)は、化合物(8)の製造方法に従って、化合物(10)のカルボン酸と化合物(11)とのカップリング反応により、製造することができる。 反応スキーム3] [0063] ] [0064] 上記の反応スキーム(3)において、 aは、還元剤(例えば、NaBH4、LiAlH4)を表し、 bは、I2またはMsClなどを表し、 cは、塩基と化合物(11)を表し、 dは、塩基と化合物(15)を表し、 R8は、反応スキーム(1)と同意義であり、 R9は、C1−C6−アルキルを表し、 R10は、NO2またはR1−X(ここで、XおよびR1は式(1)と同意義である)を表し、 R12は、C1−C6−アルコキシ、シアノまたは5〜6員ヘテロアリールを表し、 R’およびR’’は、反応スキーム(2)と同意義であり、 Wは、脱離基、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージドなどのハライド、または、メタンスルホネート、p−トルエンスルホネートなどのスルホネートを表す。] [0065] 化合物(13)は、化合物(9)のエステル基をアルコール基に変換することにより、製造することができる。エステル基をアルコール基に還元するために使用可能な還元剤としては、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、ボラン、水素化リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL−H)などが挙げられる。還元剤は、化合物(9)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。反応は、例えば、メタノール、エタノールなどのアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、好ましくはテトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−78〜100℃、好ましくは−78〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0066] 化合物(14)は、化合物(13)のアルコール基を脱離基Wに変換することにより、製造することができる。脱離基Wは、ハロゲン化反応またはスルホン化反応により、導入することができる。ハロゲン化反応は、イミダゾール、ジメチルアミノピリジン(DMAP)などの塩基、および、トリフェニルホスフィン(Ph3P)、トリブチルホスフィン(Bu3P)などのホスフィンの存在下で、ヨウ素、臭素、N−ヨードスクシンイミド(NIS)、N−ブロモスクシンイミド(NBS)、四塩化炭素(CCl4)、四臭化炭素(CBr4)など、から選択されるハロゲン化剤を用いて、行えばよい。ハロゲン化剤、塩基およびホスフィンは、それぞれ、化合物(13)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、クロロホルムなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0067] スルホン化反応は、ピリジン、トリエチルアミンなどの有機塩基の存在下で、メタンスルホニルクロリド、p−トルエンスルホニルクロリドなど、から選択されるスルホン化剤を用いて、行えばよい。スルホン化剤および塩基は、それぞれ、化合物(13)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン,クロロホルムなどのクロロアルカンなど、好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタンなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0068] 化合物(16)は、塩基を用いて、化合物(11)と化合物(14)とのカップリング反応により、製造することができる。塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの無機塩基、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)などの有機塩基などが挙げられる。塩基は、化合物(14)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド、好ましくはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0069] 化合物(17)は、化合物(16)の製造方法に従って、化合物(14)と化合物(15)とのカップリング反応により、製造することができる。 反応スキーム4] [0070] ] [0071] 上記の反応スキーム(4)において、 aは、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)および化合物(18)を表し、 R8は、反応スキーム(1)と同意義であり、 R10は、NO2またはR1−X(ここで、XおよびR1は式(1)と同意義である)を表し、 R13は、C3−C6−シクロアルキルまたはピペリジニルを表す。] [0072] 化合物(18)は、ヘテロサイクルズ(Heterocycles),第60巻,第10号,p.2087,2003年、または、バイオオーガニック・アンド・メディシナル・ケミストリー・レターズ(Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters),第11巻,第24号,p.3164,2001年に記載された従来公知の方法に従って、製造することができる。] [0073] 化合物(19)は、化合物(10)と化合物(18)とのカップリング反応により、製造することができる。カップリング剤としては、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(EDC)、1,1’−ジカルボニルジイミダゾール(CDI)などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。カップリング剤は、化合物(10)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。この反応は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミドなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。 反応スキーム5] [0074] ] [0075] 上記の反応スキーム(5)において、 aは、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)を表し、 bは、PCl5またはTf2OとPh3POを表し、 cは、金属水酸化物(例えば、NaOH、LiOH)を表し、 dは、I2またはMsClなどを表し、 eは、塩基および化合物(11)を表し、 R8は、反応スキーム(1)と同意義であり、 R10は、NO2またはR1−X(ここで、XおよびR1は、式(1)と同意義である)を表し、 R11は、p−MeOBnまたはPh3Cを表し、 R14は、C1−C6−アルキルを表し、 R’およびR’’は、反応スキーム(2)と同意義であり、 Wは、脱離基、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージドなどのハライド、または、メタンスルホネート、p−トルエンスルホネートなどのスルホネートを表す。] [0076] 化合物(20)は、反応スキーム(11)に従って、製造することができる。 化合物(21)は、反応スキーム(2)における化合物(8)の製造方法に従って、化合物(6)および化合物(20)を用いて、製造することができる。 化合物(22)は、反応スキーム(2)における化合物(9)の製造方法に従って、化合物(21)を用いて、製造することができる。 化合物(23)は、反応スキーム(2)における化合物(6)の製造方法に従って、化合物(22)を用いて、製造することができる。 化合物(24)は、反応スキーム(3)における化合物(14)の製造方法に従って、化合物(23)を用いて、製造することができる。 化合物(25)は、反応スキーム(3)における化合物(16)の製造方法に従って、化合物(24)を用いて、製造することができる。 反応スキーム6] [0077] ] [0078] 上記の反応スキーム(6)において、 aは、ジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(Boc2O)、塩基(例、NaOH、K2CO3)を表し、 bは、ブロモ化剤(例えば、N−ブロモスクシンイミド(NBS))を表し、 cは、酢酸ナトリウム(NaOAc)を表し、 dは、酸(例えば、塩酸、トリフルオロ酢酸)を表し、 eは金属ヒドロキシド(例えば、NaOH、LiOH)を表し、 fは、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)および化合物(33)を表し、 gは、PCl5を表し、 hは、塩基および化合物(33)を表し、 R2は、式(1)と同意義であり、 R9は、C1−C6−アルキルを表し、 R11は、p−MeOBnを表し、 R15は、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはC1−C6−アルキルカルボニルオキシを表す。] [0079] 化合物(26)は、反応スキーム(9)に従って、製造することができる。 化合物(27)は、塩基の存在下で、Boc2Oを用いて、化合物(26)のアミン基を保護した後、ブロモ化剤を用いて、メチル基をブロモメチル基に変換することにより、製造することができる。] [0080] アミン基の保護化反応に用いられるBoc2Oは、化合物(26)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。塩基は、化合物(26)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。反応を促進させるために、触媒を用いてもよい。用いられる触媒は、ジメチルアミノピリジン(DMAP)であり、化合物(26)の1当量に対して、通常は0.01〜2当量、好ましくは0.1〜0.3当量の量で用いられる。この反応は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタンなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0081] ブロモメチル化反応に用いられるブロモ化剤としては、N−ブロモスクシンイミド(NBS)および1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインが挙げられ、化合物(26)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。反応を促進させるために、触媒を用いてもよい。用いられる触媒は、2,2’−アジドビス(2−メチルプロピオニトリル)(AIBN)またはベンゾイルペルオキシドであり、化合物(26)の1当量に対して、通常は0.001〜2当量、好ましくは0.01〜0.3当量の量で用いられる。この反応は、ベンゼン、トルエン、四塩化炭素など、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0082] 化合物(28)は、酢酸ナトリウム(NaOAc)と化合物(27)とを反応させることにより、製造することができる。酢酸ナトリウムは、化合物(27)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミドなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0083] 化合物(29)は、酸を用いて、BOC基を除去した後、塩基を用いて、加水分解反応を行うことにより、製造することができる。BOC基の除去に用いられる酸は、塩酸、トリフルオロ酢酸などである。酸は、化合物(28)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、ジクロロメタン、クロロホルムなどのクロロアルカンなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0084] 加水分解反応に用いられる塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。塩基は、化合物(28)の1当量に対して、通常は2〜20当量、好ましくは2〜10当量の量で用いられる。加水分解反応は、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0085] 化合物(30)は、反応スキーム(10)および(11)に従って、製造することができる。 化合物(31)は、反応スキーム(2)における化合物(8)の製造方法に従って、化合物(29)と化合物(30)とのカップリング反応により、製造することができる。] [0086] 化合物(32)は、PCl5と化合物(31)とを反応させることにより、製造することができる。PCl5を用いるこの反応では、環化およびアルコール基の塩素化が同時に起こる。PCl5は、化合物(31)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。この反応は、ジクロロメタン、クロロホルムなど、から選択された溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。 化合物(33)は、市販されている。 化合物(34)は、化合物(16)の製造方法に従って、化合物(32)と化合物(33)とのカップリング反応により、製造することができる。 反応スキーム7] [0087] ] [0088] 上記の反応スキーム(7)において、 aは、アセチル化剤[例えば、R11−CO−Cl、(R11−CO)2O)]を表し、 bは、PCl5を表し、 cは、金属水酸化物(例えば、NaOH、LiOH)を表し、 R11は、p−MeOBnを表し、 R14は、C1−C6−アルキルを表し、 R15は、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはC1−C6−アルキルカルボニルオキシを表す。] [0089] 化合物(35)は、化合物(31)のアルコール基をアシル基で保護し、PCl5を用いて環化することにより、製造することができる。アルコール基の保護反応は、塩基およびアセチル化剤を用いて行われる。用いられる塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンのなどの有機塩基が挙げられる。塩基は、化合物(31)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。用いられるアセチル化剤は、R14−CO−Clまたは(R14−CO)2O(R14=C1〜C6−アルキル)の形態である化合物である。アセチル化剤は、化合物(31)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。この反応は、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンなど、から選択される溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0090] 環化反応には、PCl5を用いる。PCl5量は、化合物(31)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。この反応は、ジクロロメタン、クロロホルムなど、から選択される溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0091] 化合物(36)は、塩基を用いる化合物(35)のヒドロキシ基の脱保護反応により、製造することができる。脱保護反応に用いられる塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。塩基は、化合物(35)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、水、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。 反応スキーム8] [0092] ] [0093] 上記の反応スキーム(8)において、 aは、硝酸ナトリウム(NaNO2);塩化スズ(SnCl2)を表し、 bは、ケトン化合物(39)、塩基(例えば、NaOAc)を表し、 cは、酸(例えば、ポリリン酸PPA)を表し、 dは、NaNO2を表し、 eは、化合物(42)、塩基(例えば、NaOH)を表し、 R8は、反応スキーム(1)と同意義であり、 R9およびR10は、反応スキーム(2)と同意義である。] [0094] 化合物(37)は、市販されているか、あるいは、ヘテロサイクルズ(Heterocycles),第68巻,第11号,p.2285〜99,2006年、または、バイオオーガニック・アンド・メディシナル・ケミストリー・レターズ(Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters),第14巻,第19号,p.4903〜4906,2004年に記載された従来公知の方法により、製造することができる。] [0095] 化合物(38)は、市販されているか、あるいは、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(Journal of the American Chemical Society),第198巻,第48号,p.15374〜75,2006年に記載された従来公知の方法に従って、化合物(37)のアミン基をヒドラジン基に変換することにより、製造することができる。] [0096] あるいは、ヒドラジン化合物(38)は、塩酸の存在下で、化合物(37)のアミン基とNaNO2とを反応させて、ジアゾニウム塩(41)を得た後、これを分離することなく、SnCl2を用いて還元させることにより、製造することができる。NaNO2は、化合物(37)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。SnCl2は、化合物(37)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。この反応は、1〜12N、好ましくは4〜8N塩酸水溶液中で行う。反応温度は、−10〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜6時間である。 化合物(39)は、市販されている。] [0097] ヒドラゾン化合物(40)は、化合物(38)とケトン化合物(39)とのカップリング反応により、製造することができる。化合物(38)が中性形態である場合には、塩基を用いないが、化合物(38)が酸付加塩の形態である場合には、中性形態にするために塩基を用いなければならない。塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどの金属水酸化物、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなどの金属炭酸塩、酢酸ナトリウムなどの金属酢酸塩、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基など、好ましくは酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどを用いることができる。塩基は、化合物(38)の1当量に対して、通常は1〜5当量、好ましくは1〜2当量の量で用いられる。この反応は、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノールなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、−10〜100℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0098] また、化合物(40)は、オーガニック・プロセス・リサーチ・アンド・デベロップメント(Organic Process Research & Development),第2巻,1988年,p.214〜220に記載されたヤップ・クリンゲマン(Japp−Klingemann)転移法に従って、塩基の存在下で、ジアゾニウム塩(41)と化合物(42)とを反応させることにより、製造することもできる。ジアゾニウム塩(41)の製造には、化合物(37)1の当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜4当量の量で、塩酸が用いられる。化合物(41)と(42)との反応に用いられる塩基は、水酸化ナトリウムであり、化合物(42)の1当量に対して、通常は1〜20当量、好ましくは1〜10当量の量で用いられる。溶媒として、80%エタノール水溶液が用いられ、反応温度は、−10〜50℃である。反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0099] 化合物(5)は、酸触媒および化合物(40)を用いて、製造することができる。この合成に用いられる酸は、ポリリン酸、塩酸、p−トルエンスルホン酸、硫酸、酢酸などであり、好ましくはポリリン酸である。ポリリン酸は、単独で用いるか、あるいは、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素との混合物として用いることができる。反応温度は、25〜150℃であり、反応時間は、通常は5分間〜60時間、好ましくは5分間〜12時間である。 反応スキーム9] [0100] ] [0101] 上記の反応スキーム(9)において、 aは、ナトリウムアルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド)を表し、 bは、加熱を表し、 R1は、式(1)と同意義であり、 R8は、反応スキーム(1)と同意義であり、 R9は、C1−C6−アルキルを表す。] [0102] 化合物(43)は、市販されている。 化合物(44)は、メディシナル・ケミストリー(Medicinal Chemistry),第31巻,第11号,p.2145,1988年に記載された従来公知の方法により、製造することができる。] [0103] 化合物(45)は、市販されているか、あるいは、国際公開第2007/040289号パンフレット、国際公開第2006/01079号パンフレット、または、オーガニック・レターズ(Organic Letters),第9巻,第3号,p.397〜400,2007年に記載された従来公知の方法により、製造することができる。] [0104] あるいは、化合物(45)は、塩基の存在下で、化合物(43)と化合物(44)とのカップリング反応により、製造することができる。用いられる塩基は、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなどである。塩基は、化合物(43)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜3当量の量で用いられる。この反応は、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは−10〜25℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0105] 化合物(46)は、化合物(45)を環化することにより、製造することができる。環化反応は、化合物(45)を不活性溶媒に溶解し、この溶液を加熱することにより、行えばよい。使用可能な不活性溶媒としては、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエンなどが挙げられる。反応温度は、通常は25〜200℃、好ましくは50〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。 反応スキーム10] [0106] ] [0107] 上記の反応スキーム(10)において、 aは、p−メトキシベンジルクロリド(PMBCl)またはトリフェニルメチルクロリド(TrCl)、塩基(例えば、NaOH)を表し、 bは、ジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(Boc2O)、塩基(例えば、NaOH,K2CO3)を表し、 cは、アルキルクロロホルメート(例えば、EtOCOCl)、塩基(例えば、N−メチルモルホリン)を表し、 dは、ジアゾメタン(CH2N2)、塩基(例えば、KOH)を表し、 eは、銀イオン(例えば、安息香酸銀)を表し、 fは、酸を表し、 gは、MsCl,Et3Nを表し、 hは、p−メトキシベンジルチオール(PMBSH)、NaHを表し、 R9は、C1−C6−アルキルを表し、 R11は、p−MeOBnまたはPh3Cを表す。] [0108] 化合物(47)は、塩基の存在下で、p−メトキシベンジルクロリド(PMBCl)またはトリフェニルメチルクロリド(TrCl)を用いて、システインのチオール基を保護することにより、製造することができる。] [0109] チオール基の保護反応に用いられるPMBClまたはTrClは、システインの1当量に対して、通常は1〜5当量、好ましくは1〜2当量の量で用いられる。用いられる塩基は、水酸化ナトリウム、炭酸カリウムなどあり、システインも1当量に対して、通常は1〜5当量、好ましくは1〜2当量の量で用いられる。この反応は、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、水など、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0110] 化合物(48)は、BOC基を用いて、化合物(47)のアミン基を保護することにより、製造することができる。] [0111] アミン基の保護反応に用いられるBoc2Oは、システインの1当量に対して、通常は1〜5当量、好ましくは1〜2当量の量で用いられる。用いられる塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどの水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの炭酸塩、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミンなどの有機塩基など、特に好ましくは炭酸カリウム、トリエチルアミンなど、から選択される。この反応は、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、水など、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0112] 化合物(49)は、ヘルベティカ・キミカ・アクタ(Helvetica Chimica Acta),第87巻,2004年,p.3131〜3159に記載された従来公知の方法により、製造することができる。] [0113] 化合物(48)の1当量を、室温に維持したテトラヒドロフラン溶媒中、1〜2当量の塩基{例えば、N−メチルモルホリン(NMM)、トリエチルアミンなど}存在下で、1〜2当量のエチルクロロホルメート(EtOCOCl)またはイソブチルクロロホルメート(iBuOCOCl)と反応させて、無水物化合物を得る。得られた無水物化合物を、0℃に維持したジエチルエーテル溶媒中で、1〜5当量のジアゾメタンおよび1〜5当量の水酸化カリウム水溶液と反応させた後、室温の暗条件下で、0.1〜2当量のAgイオン(例えば、トリフルオロ酢酸銀(CF3CO2Ag)、安息香酸銀など)および1〜10当量のアルキルアルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)と反応させて、アルキルエステルを得る。] [0114] BOC基を除去する反応は、酸を用いて、行うことができる。用いられる酸としては、塩酸、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。酸は、化合物(48)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。この反応は、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、ジクロロメタン、クロロホルムなどのクロロアルカンなど、から選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0115] 化合物(50)は、シンレット(Synlett),第15巻,2005年,p.2397〜2399,ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal of Organic Chemistry),第66巻,第5号,2001年,p.1919〜1923などに記載された従来公知の方法により、グルタミン酸またはアスパラギン酸から製造することができる。] [0116] 化合物(51)は、化合物(50)をスルホン化することにより、製造することができる。スルホン化反応は、ピリジン、トリエチルアミンなどの有機塩基の存在下で、メタンスルホニルクロリドを用いて、行うことができる。スルホン化剤および塩基は、それぞれ、化合物(50)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。この反応は、ジクロロメタン、ジクロロエタンなどから選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0117] 化合物(7)は、塩基の存在下で、p−メトキシベンジルチオール(PMBSH)と化合物(51)とを反応させ、酸を用いて、BOC基を除去することにより、製造することができる。用いられる塩基は、水素化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどであり、好ましくは水素化ナトリウムである。塩基は、化合物(51)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。p−メトキシベンジルチオール(PMBSH)は、化合物(51)の1当量に対して、通常は1〜10当量、好ましくは2〜5当量の量で用いられる。この反応は、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリジノンなどから選択される不活性溶媒中で行ってもよい。反応温度は、通常は−10〜200℃、好ましくは25〜100℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0118] BOC基を除去する反応は、化合物(49)の製造方法で説明されたBOC基の除去と同様にして行えばよい。 反応スキーム11] [0119] ] [0120] 上記の反応スキーム(11)において、 aは、アルキルアルコール(例えば、メタノール、エタノール)、塩化アセチルまたは塩化チオニルを表し、 bは、ジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(Boc2O)、塩基(例えば、NaOH,K2CO3)を表し、 cは、還元剤(例えば、NaBH4)を表し、 dは、アルキルカルボニルクロリド(例えば、t−ブチルカルボニルクロリド(tBuCOCl))、塩基(例えば、Et3N)を表し、 eは、酸を表し、 R9は、C1−C6−アルキルを表し、 R11は、p−MeOBnまたはPh3Cを表し、 R14は、C1−C6−アルキルを表す。] [0121] 化合物(52)は、化合物(47)のカルボキシ基をエステル化し、アミン基をBOC基で保護することにより、製造することができる。エステル化反応は、アルキルアルコール溶媒で、塩化アセチルまたは塩化チオニルを用いて、行えばよい。塩化アセチルまたは塩化チオニルは、化合物(47)の1当量に対して、1〜10当量、好ましくは1〜5当量の量で用いられる。反応温度は、通常は25〜200℃、好ましくは25〜100℃であり、反応時間は、通常は10分間〜60時間、好ましくは10分間〜12時間である。] [0122] アミン基の保護反応は、化合物(48)の製造方法と同様にして、行えばよい。] [0123] 化合物(20)は、エステル基の還元、アルコール基の保護、および、BOCの除去を順次行うことにより、出発物質である化合物(52)から製造することができる。エステル基の還元反応は、室温のテトラヒドロフラン溶媒中、1〜5当量の塩基(例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリンなど)の存在下で、クロロギ酸アルキル(例えば、クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル)と反応させて、無水物を得た後、これを、0〜25℃のテトラヒドロフラン水溶液中で、1〜5当量の水素化ホウ素リチウムまたは水素化ホウ素ナトリウムと、10分間〜12時間反応させることにより、行えばよい。] [0124] アルコール基の保護化反応は、0〜25℃のジクロロメタン溶媒中、1〜5当量のトリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下で、アルキルカルボニルクロリド、例えば、t−BuCOClと、10分間〜12時間反応させることにより、行えばよい。] [0125] BOC基を除去する反応は、反応物を、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、ジクロロメタンなどから選択される不活性溶媒に溶解し、0〜50℃で、1〜10当量の塩酸またはトリフルオロ酢酸と、10分間〜12時間反応させることにより、行えばよい。] [0126] 本明細書で製造方法が特に説明されていない化合物は、それ自体が従来公知であるか、あるいは、従来公知の方法またはそれに類似した方法に従って、従来公知の化合物から製造することができる。] [0127] 上記の方法により得られた式(1)で示される化合物は、反応生成物から、再結晶、電気泳動、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィーなどの様々な方法により、分離または精製すればよい。] [0128] 上記したように、本発明の化合物、その製造のための出発物質、中間体などは、様々な方法により得られる。そして、式(1)で示される化合物を製造するこのような方法は、本発明の範囲内に含まれるものと解釈すべきである。] 効果 [0129] さらに、本発明は、薬学的に許容される担体と共に、活性成分として、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を含有するグルコキナーゼ活性化用医薬組成物を提供する。] [0130] 本発明の医薬組成物により予防または治療することができるグルコキナーゼ活性低下により誘発される疾患としては、糖尿病、糖尿病の合併症、肥満などが挙げられるが、これに限定されるものではない。本発明の医薬組成物は、1型糖尿病または2型糖尿病の予防または治療に用いることができ、特に2型糖尿病用として好ましい。本発明の医薬組成物により予防または治療することができる糖尿病の合併症としては、高脂血症、高血圧、網膜症、腎不全症などが挙げられるが、これに限定されるものではない。] [0131] さらに、本発明は、薬学的に許容される担体と共に、活性成分として、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を含有する血糖降下用組成物を提供する。] [0132] さらに、本発明は、活性成分として、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を薬学的に許容される担体と混合する工程を包含する、グルコキナーゼ活性化用医薬組成物、より具体的には、糖尿病、糖尿病の合併症または肥満の予防または治療用組成物を製造する方法を提供する。] [0133] 上記の「医薬組成物」または「血糖降下用組成物」は、本発明の化合物と共に、必要に応じて、薬学的に許容される担体、希釈剤、賦形剤またはこれらの組合せを含有していてもよい。医薬組成物は、生体内に化合物が投与されるのを容易にする。化合物を投与する数多くの技術が存在し、それらの技術としては、経口投与、注射、エアロゾル、非経口投与、局所投与などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。] [0134] 本明細書における「担体」とは、細胞または組織内への化合物の取り込みを容易にする物質を意味する。例えば、ジメチルスルホキシド(DMSO)は、生体の細胞または組織内への様々な有機化合物の導入を容易にするのに用いられる代表的な担体である。] [0135] 本明細書における「希釈剤」とは、対象化合物の生物学的活性形態を安定化させるだけでなく、化合物を溶解する水に希釈される物質として定義される。緩衝溶液に溶解した塩は、当該技術分野で希釈剤として利用される。通常用いられる緩衝溶液は、ヒト溶液の塩形態を摸倣するリン酸塩緩衝食塩水である。緩衝塩は低い濃度で溶液のpHを制御することができるので、緩衝希釈剤が化合物の生物学的活性を変化させることはほとんどない。] [0136] 本明細書における「薬学的に許容される」とは、化合物の生物学的活性および物性を損なわない性質を意味する。] [0137] 本発明の化合物は、目的に応じて、様々な薬学的投与形態として製剤化することができる。本発明の医薬組成物を製造する際には、活性成分、具体的には、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を、製造すべき製剤に応じて選択することができる様々な薬学的に許容される担体と混合する。例えば、本発明の医薬組成物は、目的に応じて、注射製剤、経口製剤などとして製剤化することができる。] [0138] 本発明の化合物は、当該技術分野で従来公知の医薬担体および賦形剤を利用する従来公知の方法により製剤化し、一回投与形態または複数回投与形態の容器に導入することができる。製剤の形態は、油性または水性の媒体中における溶液、懸濁液または乳化液とすることができ、通常の分散剤、懸濁剤または安定化剤を含有していてもよい。さらに、例えば、使用前に、無菌で発熱物質を含まない水に溶解することにより、再構成することを意図した乾燥粉末の形態とすることができる。また、本発明の化合物は、カカオバターまたは他のグリセリドなどの通常の坐剤基剤を利用する坐剤形態に製剤化することもできる。経口投与用の固形投与形態としては、カプセル剤、錠剤、丸剤、散剤および顆粒剤を製造することができ、カプセル剤および錠剤が特に有用である。好ましくは、錠剤および丸剤は、腸溶剤形態として製造される。固形投与形態は、本発明の化合物を、ショ糖、乳糖、デンプンなどの1種またはそれ以上の不活性な希釈剤、ステアリン酸マグネシウムなどの滑剤、崩壊剤、結合剤などの担体と混合することにより、製造することができる。] [0139] 必要に応じて、本発明の化合物またはこれを含有する医薬組成物は、他の活性な薬剤、例えば、他の糖尿病治療薬と組み合わせて投与することもできる。] [0140] 式(1)で示される化合物の投与量は、患者の体重または年齢、疾患の特異性および疾患の重篤度などの因子を考慮して、医師の処方に依存する。しかしながら、成人の治療に必要な投与量は、投与の強度および頻度に依存して、通常は一日あたり約1〜500mgである。筋肉内または静脈内経路で成人に投与する場合には、一回投与量で別々に投与するのであれば、通常は一日あたり約5〜300mgの全投与量で充分であるが、患者によっては、より高い一日投与量が望ましいこともある。] [0141] さらに、本発明は、活性成分として、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体の有効量を用いて、グルコキナーゼの活性低下により誘発される疾患を予防または治療する方法を提供する。] [0142] さらに、本発明は、薬学的に許容される担体と共に、活性成分として、式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を混合する工程を包含する、グルコキナーゼの活性低下により誘発される疾患の予防または治療用医薬組成物を製造する方法を提供する。] [0143] 本明細書における「治療」とは、疾患症状の発現を示す患者に投与される場合に、疾患の進行を中断または遅延させることを意味し、「予防」とは、疾患症状の発現を示さないが、その危険性が高い患者に投与される場合に、発病の兆候を中断または遅延させることを意味する。] [0144] 以下、製造例および実施例により、本発明をより具体的に説明する。しかしながら、それらは、本発明を例示することを意図したものであり、本発明の範囲をいかようにも限定することを意図したものではないことを理解すべきである。下記の製造例および実施例において、Mはモル濃度を意味し、Nは規定濃度を意味する。] 発明を実施するための最良の形態 [0145] 製造例1:2−[(4−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸エチルエステルの合成] [0146] ] [0147] 4−フルオロ−2−ニトロアニリン(10g、64mmol)を6N塩酸(64mL、0.27mol)に溶解し、0℃で、水(50mL)に溶解した硝酸ナトリウム(4.4g、64mmol)を徐々に滴下し、混合物を0℃〜室温で30分間撹拌した。同時に、2−メチルアセト酢酸エチル(9.2mL、64mmol)および水酸化ナトリウム(19g、0.34mol)を80%エタノール水溶液(95mL)に溶解し、0℃で10分間撹拌した。このように製造された2つの溶液を混合し、0℃〜室温で8時間撹拌した。反応溶液に水を添加し、不溶性の固形物を採取した。固形物を水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(7.9g、収率46%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.81(br s,1H),8.05(m,1H),7.90(m,1H),7.41(m,1H),4.36(q,2H),2.22(s,3H),1.38(t,3H)。] [0148] 製造例2:5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルの合成] [0149] ] [0150] 製造例1で製造された化合物(8.8g、33mmol)をポリリン酸(50mL)と混合し、60℃で7時間撹拌した。反応溶液に水を添加し、不溶性の固形物を採取した。固形物を水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(3.4g、収率41%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.55(br s,1H),8.16(m,1H),8.10(m,1H),7.42(s,1H),4.40(q,2H),1.36(t,3H)。] [0151] 製造例3:(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−ヒドラジン塩酸塩の合成] [0152] ] [0153] 4−クロロ−2−ニトロアニリン(40g、0.23mol)を12N塩酸(100mL)に溶解した。0℃で、水50mLに溶解した硝酸ナトリウム(16g、0.23mol)を徐々に滴下し、混合物を0℃〜室温で30分間撹拌した。0℃に温度を下げ、12N塩酸(100mL)に溶解した塩化スズ(II)(132g、0.70mol)を徐々に滴下した。混合物を0℃〜室温で3時間撹拌した。得られた黄色の固形物を濾過し、少量の6N HClで洗浄し、乾燥させて、表題化合物(30g、収率63%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.21(s,1H),7.98(d,J=2.4Hz,1H),7.66(d,J=9.6Hz,1H),7.55(dd,J=2.4,9.6Hz,1H),4.74(br s,2H)。] [0154] 製造例4:2−[(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸メチルエステルの合成] [0155] ] [0156] 製造例3で製造されたヒドラジン(30g、0.14mol)およびピルビン酸メチル(14.4mL、0.16mol)をメタノール(300mL)に溶解し、酢酸ナトリウム(14.2g、0.17mol)を添加した。混合物を室温で8時間撹拌した。得られた黄色の固形物を濾過し、水およびメタノールで洗浄し、乾燥させて、表題化合物(30g、収率82%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.88(s,1H),8.21(d,J=2.4Hz,1H),8.01(d,J=9.2Hz,1H),7.56(dd,J=2.4,9.2Hz,1H),3.90(s,3H),2.23(s,3H) 質量スペクトル(ESI,m/z):C10H10ClN3O4に対する理論値271.04、実測値271.66。] [0157] 製造例5:5−クロロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0158] ] [0159] 製造例4で製造された化合物(13g、46mmol)に、ポリリン酸(100mL)を添加し、100℃で4時間加熱した。反応終了後、反応物に水を添加し、不溶性の固形物を採取した。固形物を水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物(6.0g、収率49%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.32(br s,1H),8.29(d,1H),8.03(d,J=2.4Hz,1H),7.31(d,J=2.0Hz,1H),4.01(s,3H) 質量スペクトル(ESI,m/z):理論値254.01、実測値254.63。] [0160] 製造例6:5−ブロモ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0161] ] [0162] 製造例3〜5と同様の方法に従って、4−ブロモ−2−ニトロアニリン(15.6g、71.9mmol)を反応させて、表題化合物(7.2g、収率73%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.33(br s,1H),8.41(s,1H),8.18(s,1H),7.30(d,J=4.0Hz,1H),4.01(s,3H)。] [0163] 製造例7:5−メチル−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0164] ] [0165] 製造例3〜5と同様の方法に従って、4−メチル−2−ニトロアニリン(40g、0.26mol)を反応させて、表題化合物(20g、収率32%)を得た。 1H−NMR(500MHz,DMSO−d6):δ11.25(br s,1H),8.08(3,1H),7.96(s,1H),7.32(s,1H),3.87(s,3H),2.44(s,3H)。] [0166] 製造例8:7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0167] ] [0168] 製造例3〜5と同様の方法に従って、2−ニトロアニリン(30g、0.21mol)を反応させて、表題化合物(11g、収率23%)を得た。 1H−NMR(500MHz,DMSO−d6):δ11.36(br s,1H),8.23(d,1H),8.17(d,1H),7.42(s,1H),7.32(t,1H),3.88(s,3H)。] [0169] 製造例9:5−メトキシ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0170] ] [0171] 製造例3〜5と同様の方法に従って、4−メトキシ−2−ニトロフェニルアミン(30g、0.18mol)を反応させて、表題化合物(12g、収率27%)を得た。] [0172] 製造例10:4−エトキシ−2−ニトロ−フェニルアミンの合成] [0173] ] [0174] 4−エトキシアニリン(40g、0.29mol)およびトリエチルアミン(61mL、0.44mol)をジクロロメタン(200mL)に溶解した。無水酢酸(30mL、0.32mmol)を滴下し、0℃〜室温で1時間撹拌した。1N塩酸溶液を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。] [0175] 得られたアセトアミド化合物をジクロロメタン(200mL)に溶解し、0℃で発煙硝酸(13mL、0.29mol)を滴下した。混合物を0℃〜室温で1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。] [0176] 得られたニトラート化合物をメタノール(100mL)およびテトラヒドロフラン(100mL)に溶解し、6N水素化ナトリウムを滴下した。混合物を室温で6時間撹拌した。反応終了後、6N塩酸溶液を用いて、反応溶液をpH7程度まで中和し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、表題化合物(44g、収率83%)を得た。] [0177] 製造例11:5−エトキシ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0178] ] [0179] 製造例3〜5と同様の方法に従って、製造例10で得られた4−エトキシ−2−ニトロアニリン(40g、0.22mol)を反応させて、表題化合物(13g、収率22%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.20(br s,1H),7.86(s,1H),7.51(s,1H),7.26(s,1H),4.13(m,2H),3.98(s,3H),1.47(m,3H)。] [0180] 製造例12:7−ニトロ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0181] ] [0182] 製造例10とおよび製造例3〜5と同様の方法に従って、4−アミノフェニルフェニルエーテル(20g、0.11mol)を反応させて、表題化合物(5g、収率15%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.26(br s,1H),8.05(s,1H),7.69(s,1H),7.39(m,2H),7.26(s,1H),7.15(m,1H),7.01(m,2H),4.00(s,3H)。] [0183] 製造例13:7−ニトロ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルの合成] [0184] (工程1)] [0185] ] [0186] 1−クロロ−4−ニトロベンゼン(40g、0.25mol)および3−ヒドロキシピリジン(36g、0.38mol)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)に溶解した。炭酸カリウム(52.6g、0.38mol)を添加し、混合物を100℃で20時間撹拌した。反応溶液に水を添加した後、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、3−(4−ニトロ−フェノキシ)−ピリジンを得た。] [0187] 得られた化合物を、水(100mL)、テトラヒドロフラン(100mL)およびメタノール(100mL)を用いて溶解した。鉄粉(103g、1.84mol)および塩化アンモニウム(99g、1.84mol)を添加し、機械撹拌機を用いて、混合物を80℃で3時間撹拌した。反応終了後、反応溶液をセライトで濾過し、メタノールで洗浄し、濃縮した。得られた固形物を濾過し、エーテルで洗浄し、乾燥させて、4−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニルアミン(17g、収率36%)を得た。 (工程2)] [0188] ] [0189] 製造例10および製造例3〜5と同様の方法に従って、工程1で得られた4−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニルアミン(25g、0.13mol)を反応させて、表題化合物(4.2g、収率10%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.32(br s,1H),8.51〜8.47(m,2H),8.05(d,J=2.4Hz,1H),7.73(d,J=2.0Hz,1H),7.42〜7.35(m,2H),7.31(d,J=2.4Hz,1H),4.48(q,2H),1.47(t,3H)。] [0190] 製造例14:5−(4−メタンスルホニル−フェノキシ)−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成] [0191] (工程1)] [0192] ] [0193] 1−クロロ−4−ニトロベンゼン(15g、95mmol)および4−(メチルメルカプト)フェノール(13.3g、95mmol)をジメチルスルホキシド(100mL)に溶解した。炭酸カリウム(15.8g、134mmol)を添加し、混合物を100℃で12時間撹拌した。反応終了後、過剰の水を添加して、固形物を析出させた。固形物を濾過し、乾燥させて、1−(4−メチルスルファニルフェノキシ)−4−ニトロベンゼンを得た。] [0194] 得られた化合物をジクロロメタン(500mL)に溶解した。mCPBA(3−クロロ過安息香酸)(83g、330mmol)を添加し、混合物を0℃〜室温で2時間撹拌した。反応終了後、過剰の6N水酸化ナトリウム水溶液を添加し、混合物を酢酸エチルおよびジクロロメタンで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、1−(4−メチルスルホニルフェノキシ)−4−ニトロベンゼン(28g、収率100%)を得た。 (工程2)] [0195] ] [0196] 工程1で得られた1−(4−メチルスルホニルフェノキシ)−4−ニトロベンゼン(28g)をメタノール(500mL)と酢酸エチル(500mL)に溶解した。10%Pd/C 1.0gを添加し、混合物を常圧の水素気体下で3時間撹拌した。反応終了後、セライトを通じて濾過し、メタノールで洗浄し、濃縮し、乾燥させて、4−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−フェニルアミン(25g、収率100%)を得た。 (工程3)] [0197] ] [0198] 製造例10および製造例3〜5と同様の方法に従って、4−(4−メタンスルホニルフェノキシ)−フェニルアミン(25g、95mmol)を反応させて、表題化合物(0.9g、収率2.4%)を得た。] [0199] 製造例15:(R)−3−アミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸メチルエステル塩酸塩の合成] [0200] (工程1)] [0201] ] [0202] ジエチルエーテル(400mL)と濃塩酸(400mL)との溶媒混合物に、ジエチルエーテル(400mL)に溶解した4−メトキシベンジルアルコール(280g、1780mmol)を2時間かけて滴下し、混合物を1時間撹拌した。有機層を分離し、L−システィン(197g、1625mmol)および2N水酸化ナトリウム水溶液(980mL)をエタノール(1890mL)に溶解することにより製造した溶液に添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を0℃に冷却し、3N塩酸水溶液を用いて、pH7まで中和した。得られた固形物を濾過し、乾燥させて、(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸(250g、1035mmol、収率64%)を得た。 (工程2)] [0203] ] [0204] 工程1で製造された化合物(30.7g、127.3mmol)をテトラヒドロフラン(150mL)および水(150mL)に溶解した。炭酸カリウム(26.4g、190mmol)およびジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(27.7g、127.3mmol)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を減圧蒸留してテトラヒドロフランを除去した。残渣を0℃に冷却し、3N塩酸水溶液を用いて、pH3まで酸性化した。得られた固形物を水で洗浄し、乾燥させて、(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸(43g、126mmol、収率99%)を得た。 (工程3)] [0205] ] [0206] 工程2で製造された化合物(43g)、1−メチルモルホリン(14.5mL、132mmol)およびクロロギ酸エチル(14.1mL、132mmol)をテトラヒドロフラン(500mL)に溶解し、−25℃で1時間撹拌した。同時に、水酸化カリウム(75g、1336mmol)を水(75mL)およびジエチルエーテル(750mL)に溶解し、N−メチル−ニトロソ尿素(26g、252mmol)を0℃で2時間かけて滴下し、混合物を30分間撹拌した。このように製造された2つの溶液を混合し、−25℃〜室温で3時間撹拌した。反応終了後、水を添加し、混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和塩化アンモニウム水溶液で順次洗浄した。有機層を濃縮して、[(R)−3−ジアゾ−1−(4−メトキシ−ベンジルスルファニルメチル)−2−オキソ−プロピル]−カルバミン酸t−ブチルエステルを得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25(d,J=8.8Hz,2H),6.86(d,J=8.8Hz,2H),5.48(br s,1H),5.29(m,1H),4.31(m,1H),3.79(s,3H),3.69(s,2H),2.76(d,J=6.0Hz,2H),1.45(s,9H)。 (工程4)] [0207] ] [0208] 工程3で製造された化合物をメタノール(1,000mL)に溶解し、安息香酸銀(7.1g、31.1mmol)を添加し、混合物を1時間超音波処理した。反応終了後、反応溶液を濃縮し、カラムクロマトグラフィーで分離して、(R)−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸メチルエステル(35.2g、95.3mmol、収率76%)を得た。 1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ7.24(d,J=8.6Hz,2H),6.83(d,J=8.6Hz,2H),5.09(m,1H),4.08(m,1H),3.79(s,3H),3.68(s,2H),3.66(s,3H),2.70〜2.52(m,4H),1.44(s,9H)。] [0209] (工程5) 工程4で製造された化合物(35.2g)をジクロロメタン(70mL)に溶解し、4N塩酸・1,4−ジオキサン溶液(71mL)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を濃縮した。残渣にジクロロメタン(30mL)およびジエチルエーテル(150mL)を添加し、得られた固形物を濾過し、乾燥させて、表題化合物(25.5g、83.3mmol、収率87%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.21(br s,3H),7.25(d,2H),6.83(d,2H),3.78(s,3H),3.68(s,2H),3.65(s,3H),3.29(m,1H),2.51−2.48(m,2H),2.35−2.31(m,2H)。] [0210] 製造例16:(R)−3−アミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸エチルエステル塩酸塩の合成] [0211] ] [0212] 製造例15の工程4において、メタノールに代えてエタノールを用いたことを以外は、製造例15と同様の方法に従って、L−システィン(50g、0.41mol)を反応させて、表題化合物(5.2g、収率40%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ8.37(br s,3H),7.28(d,J=8.0Hz,2H),6.87(d,J=8.0Hz,2H),4.11(m,2H),3.73(s,3H),3.70(s,2H),2.81〜2.67(m,4H),1.18(t,3H)。] [0213] 製造例17:(R)−4−アミノ−5−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−ペンタン酸エチルエステル塩酸塩の合成] [0214] (工程1)] [0215] ] [0216] 従来公知の方法により得ることができる(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシ−ペンタン酸エチルエステル(36g、137.8mmol)と、トリエチルアミン(38.4mL、275.5mol)とをジクロロメタン(200mL)に溶解した。メタンスルホニルクロリド(11.7mL、151.5mmol)を滴下し、混合物を0℃〜室温で1時間撹拌した。1N塩酸溶液を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−メタンスルホニルオキシ−ペンタン酸エチルエステルを得た。 (工程2)] [0217] ] [0218] 水素化ナトリウム(5.5g、137.8mmol)および4−メトキシベンジルメルカプタン(15.4mL、110.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(150mL)に溶解し、0℃で10分間撹拌した。得られた溶液に、工程1で製造されたメタンスルホネートを滴下した。混合物を0℃で4時間撹拌した。反応終了後、水を添加し、反応溶液を酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、カラムクロマトグラフィーで分離して(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−ペンタン酸エチルエステル(21.0g、収率38%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25(d,J=8.8Hz,2H),6.85(d,J=8.8Hz,2H),4.56(m,1H),4.12(m,2H),3.79(s,3H),3.69(s,2H),2.53(m,2H),2.33(t,2H),1.93(m,1H),1.70(m,1H),1.44(s,9H),1.25(t,3H)。 (工程3)] [0219] ] [0220] 工程2で製造された化合物(11g、62.7mmol)をジクロロメタン(200mL)に溶解し、4N塩酸・酢酸エチル溶液(20mL)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。反応終了後、反応物を充分に濃縮し、ジエチルエーテル(150mL)を添加した。得られた固形物を濾過し、乾燥させて、表題化合物(20g、収率96%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.69(br s,3H),7.29(d,J=8.0Hz,2H),6.89(d,J=8.0Hz,2H),4.08(m,2H),3.74(m,5H),3.26(m,1H),2.76〜2.63(m,2H),2.49〜2.40(m,2H),1.89(m,2H),1.20(t,3H)。] [0221] 製造例18:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピルエステルの合成] [0222] (工程1)] [0223] ] [0224] 製造例15の工程1で製造された化合物(50g、207.2mmol)をメタノール(300mL)に溶解した。塩化アセチル(21mL、207.2mmol)を滴下し、50℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応物を充分に濃縮し、ジエチルエーテルを添加した。得られた固形物を濾過し、乾燥させて、(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸メチルエステルを得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6,HCl塩):δ8.81(br s,3H),7.29(d,J=8.4Hz,2H),6.91(d,J=8.4Hz,2H),4.28(m,1H),3.18(br s,8H),2.95(m,2H)。 (工程2)] [0225] ] [0226] 工程1で製造された化合物をテトラヒドロフラン(200mL)および水(200mL)に溶解した。トリエチルアミン(87mL、621.6mmol)を添加し、撹拌しながら、テトラヒドロフラン(100mL)に溶解したジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(43.0g、196.8mmol)を滴下した。混合物を室温で8時間撹拌した。反応終了後、反応溶液に水を添加し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸メチルエステルを得た。 (工程3)] [0227] ] [0228] 工程2で製造された化合物をテトラヒドロフラン(300mL)に溶解した。水素化ホウ素リチウム(9.0g、414.4mmol)を添加し、混合物を0℃で3時間撹拌した。反応終了後、反応溶液に水を添加し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させて、[(R)−2−ヒドロキシ−1−(4−メトキシ−ベンジルスルファニルメチル)−エチル]−カルバミン酸t−ブチルエステルを得た。 1H−NMR(500MHz,DMSO−d6):δ7.24(d,J=8.6Hz,2H),6.84(d,J=8.6Hz,2H),4.96(br s,1H),3.78(s,3H),3.76(br s,1H),3.70(s,2H),3.7〜3.66(m,3H),2.58(m,2H),1.44(s,9H)。 (工程4)] [0229] ] [0230] 工程3で製造された化合物をジクロロメタン(300mL)に溶解した。トリエチルアミン(58mL、414.4mmol)およびトリメチル塩化アセチル(28mL、227.9mmol)を添加し、混合物を0℃で6時間撹拌した。反応終了後、反応溶液に水を添加し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、カラムクロマトグラフィーで分離して、2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピルエステル(81.0g、収率95%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25(d,J=8.8Hz,2H),6.85(d,J=8.8Hz,2H),4.71(m,1H),4.11(m,2H),3.79(s,3H),3.70(s,2H),2.55(d,J=6.4Hz,2H),1.52(s,1H),1.27(s,9H)。 (工程5)] [0231] ] [0232] 工程4で製造された化合物(81g、196mmol)をジクロロメタン(300mL)に溶解した。4N塩酸・1,4−ジオキサン溶液(100mL)を添加し、混合物を室温で8時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を充分に濃縮し、ジエチルエーテルを添加した。得られた固形物を濾過し、乾燥させて、表題化合物(68g、収率95%)を得た。 1H−NMR(400MHz,DMSO−d6,遊離形態):δ7.24(d,J=12.0Hz,2H),6.85(dd,J=4.0,8.0Hz,2H),4.04(m,1H),3.95(m,1H),3.80(s,3H),3.68(s,2H),3.10(m,1H),2.60(m,1H),2.36(m,1H),1.18(s,9H)。] [0233] 製造例19:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−アミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成] [0234] (工程1)] [0235] ] [0236] 製造例8で製造されたメチル7−ニトロインドール−2−カルボキシレート(13g、59mmol)をテトラヒドロフランと水との1:1混合溶液(300mL)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(180mL、177mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、過剰の6N塩酸溶液を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留して、7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸(12g、収率99%)を得た。 (工程2)] [0237] ] [0238] 工程1で製造された7−ニトロインドール−カルボン酸化合物(8.2g、22.7mmol)および製造例18で製造されたアミン化合物(13.2g、27.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)に溶解し、EDC(6.6g、25.0mmol)およびHOBT(4.6g、25.0mmol)を添加した。混合物を室温で8時間撹拌し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−2−[(7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニル)−アミノ]−プロピルエステル(8.1g、収率71%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.47(br s,1H),8.27(d,J=8.0Hz,1H),8.01(d,J=8.0Hz,1H),7.26(m,2H),6.93(d,J=4.0Hz,1H),6.83(m,2H),6.74(d,J=8.0Hz,1H),4.56(m,1H),4.44(m,1H),4.24(m,1H),3.74(m,5H),2.77(m,1H),2.62(m,1H),1.18(s,9H)。 (工程3)] [0239] ] [0240] 工程2で製造された化合物(1.6g、3.2mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解した。五塩化リン(1.3g、6.4mmol)を添加し、混合物を室温で5時間撹拌した。反応終了後、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−ニトロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステル(0.8g、収率69%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.53(br s,1H),8.26(d,J=8.0Hz,1H),7.99(d,J=8.0Hz,1H),7.04(d,J=2.0Hz,1H),6.90(d,J=7.6Hz,1H),4.78(m,1H),4.46(m,1H),4.30(m,1H),3.59(m,1H),3.36(m,1H),1.20(s,9H)。 (工程4)] [0241] ] [0242] 工程3で製造された化合物(2.7g、7.5mmol)をテトラヒドロフランとメタノールと水との1:1:1混合溶液(150mL)に溶解した。鉄粉(4.2g、74.7mmol)および塩化アンモニウム(4.0g、74.7mmol)を添加し、機械撹拌機を用いて、混合物を60℃で30分間撹拌した。反応終了後、水を添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(2.0g、収率81%)を得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ9.86(br s,1H),7.30(d,J=7.6Hz,1H),7.14(d,J=8.0Hz,1H),6.89(d,J=2.0Hz,1H),6.61(dd,J=0.8,7.2Hz,1H),4.96(m,1H),4.36(m,2H),3.55(m,1H),3.33(m,1H),1.18(s,9H)。] [0243] 製造例20:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成] [0244] ] [0245] 製造例19で製造された化合物(2.0g、5.0mmol)を1,2−ジクロロエタン(100mL)に溶解した。シクロペンタノン(0.8g、7.5mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.9g、7.5mmol)を添加し、混合物を室温で8時間撹拌した。反応終了後、水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(1.3g、収率54%)を得た。] [0246] 実施例1:[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノールの合成] [0247] ] [0248] 製造例20で製造された化合物(1.3g、3.3mmol)を、テトラヒドロフラン(10mL)、メタノール(10mL)および水(10mL)に溶解した。水酸化リチウム水和物(0.4g、9.8mmol)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応溶液を減圧蒸留し、濃縮した。残渣に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(820mg、収率80%)を得た。 1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ11.17〜11.08(m,1H),7.09(m,1H),6.99(t,1H),6.96(s,1H),6.52(m,1H),4.72(m,1H),4.04(m,1H),3.75(m,1H),3.65(m,1H),3.51(m,1H),3.40(m,1H),1.90(m,2H),1.60〜1.49(m,4H),1.41〜1.24(m,2H) 質量スペクトル(ESI,m/z):理論値315.14、実測値315.44。] [0249] 実施例2:{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成] [0250] (工程1)] [0251] ] [0252] 製造例19で製造された化合物(900mg、2.7mmol)を1,2−ジクロロエタン(100mL)に溶解した。テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(0.8mL、8.13mmol)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.72g、8.13mmol)および酢酸(0.47mL、8.13mmol)を添加し、混合物を室温で48時間撹拌した。反応終了後、反応溶液をジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製して、2,2−ジメチルプロピオン酸(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルを得た。 1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ10.91(br s,1H),7.01〜6.91(m,3H),6.48(d,J=7.2Hz,1H),4.86(m,1H),4.34(m2H),4.00(m,2H),3.61(m,1H),3.54(m,3H),3.31(m,1H),2.05(m,2H),1.55(m,2H),1.16(s,9H)。 (工程2)] [0253] ] [0254] 工程1で製造された化合物をメタノール(32mL)、テトラヒドロフラン(32mL)および水(16mL)に溶解した。1N水酸化ナトリウム(7mL)を添加し、混合物を室温で4時間撹拌した。反応終了後、反応溶液を減圧蒸留し、ジクロロメタンで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製して、表題化合物(700mg、収率78%)を得た。 1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ11.04〜10.95(m,1H),7.11(m,1H),6.99(t,1H),6.96(s,1H),6.52(m,1H),4.74(m,1H),4.02(m,1H),3.92(m,2H),3.68(m,1H),3.46〜3.30(m,5H),1.91(m,2H),1.28(m,2H) 質量スペクトル(ESI,m/z):理論値331.14、実測値331.44。] [0255] 実施例3:{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成] [0256] ] [0257] 実施例2と同様の方法に従って、製造例19で製造された化合物(940mg、2.9mmol)と、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンに代えてテトラヒドロフラン−3−オンとを反応させて、表題化合物(650mg、収率69%)を得た。 1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ10.58(br s,1H),7.14(d,J=7.95Hz,1H),7.00(m,1H),6.94(m,1H),6.48(d,J=7.35Hz,1H),4.79(m,1H),4.15〜3.95((m,3H),3.90〜3.65(m,4H),3.50〜3.39(m,2H),2.20(m,1H),1.83(m,1H)。] [0258] 実施例4:{(R)−2−[7−(1−メタンスルホニル−ピロリジン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成] [0259] (工程1)] [0260] ] [0261] 実施例2の工程1と同様の方法に従って、製造例19で製造された化合物(1.0mg、3.0mmol)と、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンに代えて3−オキソ−ピロリジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル(1.1g、6.0mmol)とを反応させて、ピロリジン化合物(853mg、収率57%)を得た。 (工程2)] [0262] ] [0263] 工程1で製造された化合物(460mg、0.9mmol)をメタノール(50mL)に溶解し、4N塩酸溶液(0.8mL、2.7mmol)を添加した。混合物を室温で8時間撹拌し、減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製した。] [0264] 精製した化合物(313mg、0.8mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解した。トリエチルアミン(158mg、1.6mmol)およびメタンスルホニルクロリド(90mg、0.8mmol)を添加し、混合物を0℃〜室温で30分撹拌した。反応終了後、水を添加し、ジクロロメタンで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧蒸留し、カラムクロマトグラフィーで精製して、スルホンアミド化合物(223mg、収率58%)を得た。] [0265] (工程3) 実施例1と同様の方法に従って、工程2で製造された化合物(223mg、0.47mmol)を反応させて、表題化合物(152mg、収率82%)を得た。 1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ10.50(br s,1H),7.15(d,J=7.95Hz,1H),7.00(dd,1H),6.93(s,1H),6.46(d,J=7.35Hz,1H),4.77(m,1H),4.18(m,1H),4.08(dd,1H),3.75(dd,1H),3.59〜3.36(m,6H),3.48(s,3H),2.27(m,1H),1.95(m,1H)。] [0266] 製造例21:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[7−アミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成] [0267] ] [0268] 製造例19と同様の方法に従って、製造例2で製造されたエチル5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシレート(6.0g、23.8mmol)を反応させて、表題化合物(2.3g、収率28%)を得た。] [0269] 実施例5:[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノールの合成] [0270] ]
权利要求:
請求項1 下記式(1):[式中、XはOまたはNHを表し、nは0〜3の数であり、Yは、直接結合、−(CH2)pO−、−(CH2)q−または−(CH2)qSO2−を表し、pは0〜2の数であり、qは1〜3の数であり、R1は、水素、−(CR4R5)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6を表し、pおよびqは上記と同意義であり、R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよいC3−C8−シクロアルキルを表すか、あるいは、それぞれ、O、SおよびNから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する3〜10員複素環またはヘテロアリールを表し、R6は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表し、R2は、水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜12員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、C1−C6−アルキルスルホニルで置換されていてもよい6〜12員アリールを表し、R3はR7−X−B−X’−を表し、Bは、直接結合を表すか、あるいは、それぞれ、オキソを含んでいてもよく、縮合していてもよく、かつ、N、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する3〜10員複素環またはヘテロアリール表し、XおよびX’は、互いに独立して、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−(CH2)q−、−NR4C(O)−、−NR4−、−OC(O)−、−O−、−(CH2)pC(O)−、−(CH2)pO−、−(CH2)pNR4−、−C(O)NR4−および−S(O)r−(ここで、pおよびqは上記と同意義であり、rは0〜2の数であり、R4は水素またはC1−C5−アルキルを表す)よりなる群から選択され、R7は、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC3−C6−シクロアルキルを表すか、6〜12員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表し、ここで、アルキル、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、複素環およびヘテロアリールは、置換されていてもよく、置換基は、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルスルホニル、アリール−C1−C6−アルコキシおよびオキソよりなる群から選択される1個またはそれ以上である]で示されることを特徴とする、インドール化合物、薬学的に許容されるその塩または異性体。 請求項2 XがOまたはNHを表し、nが0〜3の数であり、Yが、直接結合、−(CH2)pO−、−(CH2)q−または−(CH2)qSO2−を表し、pは0〜2の数であり、qは1〜3の数であり、R1が−(CR4R5)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6を表し、pおよびqは上記と同意義であり、R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよいC3−C7−シクロアルキルを表すか、あるいは、それぞれ、O、SおよびNから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する4〜8員複素環またはヘテロアリールを表し、R6は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表し、R2が、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、C1−C6−アルキルスルホニルで置換されていてもよい6〜10員アリールを表し、R3がR7−X−B−X’−を表し、Bは、直接結合を表すか、あるいは、それぞれ、オキソを含んでいてもよく、縮合していてもよく、かつ、N、OおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜10員複素環またはヘテロアリールを表し、XおよびX’は、互いに独立して、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−(CH2)q−、−NR4C(O)−、−NR4−、−OC(O)−、−O−、−(CH2)pC(O)−、−C(O)NR4−および−S(O)r−(ここで、pおよびqは上記と同意義であり、rは0〜2の数であり、R4は水素またはC1−C5−アルキルを表す)よりなる群から選択され、R7は、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC3−C6−シクロアルキルを表すか、6〜12員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する4〜8員ヘテロアリールまたは複素環を表す、請求項1に記載の化合物。 請求項3 R1が−(CH2)p−A−R6または−(CR4R5)q−R6(ここで、pは0〜2の数であり、qは1〜3の数であり、R4およびR5は、互いに独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Aは、6〜12員アリール、または、オキソを含んでいてもよい3〜6員シクロアルキルを表すか、あるいは、O、SおよびNから選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜6員複素環を表し、R6は、水素、ハロゲン、ニトロ、C1−C6−アルキルカルボニル、C1−C6−アルキルスルホニル、C1−C6−アルコキシカルボニルまたはカルボキシを表す)を表す、請求項2に記載の化合物。 請求項4 R1が、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、ジフルオロシクロヘキシル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、(テトラヒドロピラン−4−イル)メチル、テトラヒドロチオピラン、4−オキソ−シクロヘキシル、(1−メタンスルホニル)ピロリジン、(1−アセチル)ピペリジン、4−ニトロフェニルおよびメチルプロピオレートよりなる群から選択される、請求項3に記載の化合物。 請求項5 Yが、直接結合、−O−、−(CH2)O−、−(CH2)−または−(CH2)SO2−を表す、請求項2に記載の化合物。 請求項6 R2が、水素、ハロゲン、C1−C3−アルキルまたはトリフルオロメチルを表すか、それぞれ、NおよびOから選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリールまたは複素環を表すか、あるいは、メタンスルホニルで置換されていてもよい6〜10員アリールを表す、請求項2に記載の化合物。 請求項7 R2が、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチル、エチル、プロピル、フェニル、メタンスルホニルフェニル、ピリジン、モルホリン、1,2−イミダゾール、1,3−イミダゾール、ピロリジンおよびピロールよりなる群から選択される、請求項6に記載の化合物。 請求項8 Bが、直接結合を表すか、それぞれ、C1−C6−アルキルで置換されていてもよいピラゾール、イミダゾールまたはオキサジアゾールを表すか、あるいは、オキソを含んでいてもよく、縮合していてもよく、かつ、N,SおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜9員複素環を表す、請求項2に記載の化合物。 請求項9 Bが、直接結合を表すか、あるいは、下記式(i)〜(xi)から選択される、請求項8に記載の化合物。[式中、R7は請求項1または2と同意義である] 請求項10 X’が、直接結合を表すか、あるいは、−CO−、−NR4CO−、−SO2−および−O−よりなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。 請求項11 Xが、直接結合を表すか、あるいは、−C(O)NR4−、−NR4−、−OC(O)−、−NR4C(O)−、−(CH2)C(O)−、−S(O)2−および−C(O)−よりなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。 請求項12 Xが、直接結合を表すか、あるいは、−C(O)NH−、−C(O)N(Me)−、−NH−、−N(Me)−、−OC(O)−、−N(Me)C(O)−、−(CH2)C(O)−、−S(O)2−および−C(O)−よりなる群から選択される、請求項11に記載の化合物。 請求項13 R7が、水素、ヒドロキシ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキルまたはC4−C6−シクロアルキルを表すか、ハロゲンで置換されていてもよい6〜10員アリールを表すか、あるいは、それぞれ、NおよびOから選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5〜6員ヘテロアリールまたは複素環を表す、請求項2に記載の化合物。 請求項14 R7が、水素、ヒドロキシ、メチル、トリフルオロメチル、エチル、t−ブチル、シクロヘキシル、ピロリジン、フェニル、2−フルオロフェニル、ピペリジン、ピリジン、1,3−ピラジン、1,4−ピラジン、フラン、トリフルオロメチル、1,2,3,4−テトラゾールおよびテトラヒドロフランよりなる群から選択される、請求項13に記載の化合物。 請求項15 [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[7−(1−メタンスルホニル−ピロリジン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−チオピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;シクロペンチル−[2−((R)−4−ピロリジン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;シクロペンチル−[2−((R)−4−モルホリン−4−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;シクロペンチル−[2−((R)−4−ジメチルアミノメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;{(R)−2−[5−モルホリン−4−イルメチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−ピラゾール−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−イミダゾール−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(1H−ピロール−3−イルメチル)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;[7−シクロペンチルアミノ−2−((R)−4−ヒドロキシメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−5−イル]−メタノール;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−エタノール;{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル;{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール;[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;2−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−エタノール;{(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;2−{(R)−2−[5−ブロモ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール;{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール;{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル;{(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル;{(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−プロポキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;{(R)−2−[5−フェノキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル;{(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸メチルエステル;{(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;{(R)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(R)−2−[5−メチル−7−(4−オキソ−シクロヘキシルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(R)−2−[7−シクロペンチルアミノ−5−(4−メタンスルホニル−フェノキシ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−ピロリジン−1−イルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノール;シクロペンチル−{5−メタンスルホニルメチル−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アセトアミド;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−アセトアミド;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N,N−ジメチル−アセトアミド;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−ピペリジン−1−イル−エタノン;2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−N−メチル−アセトアミド;2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−1−モルホリン−4−イル−エタノン;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アセトアミド;1−(4−アセチル−ピペラジン−1−イル)−2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エタノン;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−エチル−アセトアミド;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−メチル−アセトアミド;2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン;N−メチル−2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−アセトアミド;1−モルホリン−4−イル−2−{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;1−(4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−エタンスルホニル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;1−(4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペリジン−4−オール;(4−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピラゾール−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;(S)−1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−2−カルボン酸;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;3−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−5−メチル−3H−イミダゾール−4−カルボン酸エチルエステル;3−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−5−メチル−3H−イミダゾール−4−カルボン酸;1−{2−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−2−オン;1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペリジン−3−カルボン酸;1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペリジン−3−カルボン酸ジメチルアミド;[(S)−1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−イル]−カルバミン酸t−ブチルエステル;(2−{(R)−4−[2−((S)−3−アミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−クロロ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;N−[(S)−1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−イル]−アセトアミド;{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン;1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−テトラゾール−1−イル−エタノン;1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−3,3,3−トリフルオロ−プロパン−1−オン;[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−フラン−2−イル−メタノン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(2,3,5,6−テトラヒドロ−[1,2’]ビピラジニル−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;(5−クロロ−2−{(R)−4−[2−(4−ピリミジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;{2−[(R)−4−(2−アミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−(2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル)−アミン;4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン;1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン;シクロペンチル−{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;{2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;{5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;1−[4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル−ピペラジン−1−イル)−エタノン;(2−{(R)−4−[2−(1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フルオロ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロピラン−4−イル)−アミン;(5−フルオロ−2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−2−オン;1−[4−(2−{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−メトキシ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(2−ピペリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;{2−[(R)−4−(2−メタンスルホニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;1−(4−{2−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン;2−ヒドロキシ−1−[4−(2−{(R)−2−[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロパン−1−オール;3−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−プロピオン酸;3−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−プロパン−1−オール;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−プロピオンアミド;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−1−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロパン−1−オン;1−(4−{3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;{5−クロロ−2−[(R)−4−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−シクロペンチル−アミン;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−トリフルオロメトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−トリフルオロメトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメトキシ]−酢酸エチルエステル;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメトキシ]−酢酸;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(3−シクロペンチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;シクロペンチル−{2−[(R)−4−(3−ピペリジン−1−イル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;[(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;1−(4−{2−[(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;2−[(R)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−7−フェノキシ−1H−インドール;7−フェノキシ−2−[(R)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール;ジメチル−{2−[(R)−2−(7−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−アミン;[(S)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;{(S)−2−[7−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;((S)−2−{7−[(テトラヒドロ−ピラン−2−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸;((S)−2−{7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸;{(S)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(S)−2−[7−(1−アセチル−ピロリジン−3−イルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸;{(S)−2−[5−フェノキシ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(S)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(S)−2−(7−シクロブチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;{(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−フラン−3−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;{(S)−2−[7−(シクロプロピルメチル−アミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;((S)−2−{5−メチル−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−酢酸;{(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステル;[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;{(S)−2−[7−(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−酢酸;(2−{(S)−4−[2−((R)−3−アミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−クロロ−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;(5−クロロ−2−{(S)−4−[2−((R)−3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;1−(4−{2−[(S)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;1−(4−{2−[(S)−2−(7−アミノ−5−クロロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;1−(4−{2−[(S)−2−(5−メチル−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;{5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;1−(4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−エタノン;シクロペンチル−{5−フェノキシ−2−[(S)−4−(2−ピペラジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−アミン;4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステル;シクロペンチル−(2−{(S)−4−[2−(3−メチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−アミン;4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−2−オン;(4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−(テトラヒドロ−フラン−2−イル)−メタノン;シクロペンチル−(5−フェノキシ−2−{(S)−4−[2−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−[2−((S)−4−{2−[4−(2−フルオロ−フェニル)−ピペラジン−1−イル]−エチル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−アミン;1−(4−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピペラジン−1−イル)−エタノン;{(R)−1−[2−[(S)−2−{5−メチル−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル]−ピロリジン−2−イル}−メタノール;N−((R)−1−{2−[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−エチル}−ピロリジン−3−イル)−アセトアミド;(2−{(S)−4−[2−(4−ベンジル−ピペラジン−1−イル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;{5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)メチル−アミン;{2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン;4−[2−((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−エチル]−ピペラジン−2−オン;シクロペンチル−{5−フェノキシ−2−[(S)−4−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−アミン;(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシル)−{2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル)−アミン;(2−{(S)−4−[2−(3−メチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−ピラジン−7−イル]−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル}−5−フェノキシ−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン;4−[2−((S)−2−{5−フェノキシ−7−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミノ]−1H−インドール−2−イル}−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル)−エチル]−ピペラジン−2−オン;および4−(2−{(S)−2−[7−(4,4−ジフルオロ−シクロヘキシルアミノ)−5−フェノキシ−7−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−2−オン;よりなる群から選択される、請求項2に記載の化合物。 請求項16 薬学的に許容される担体と共に、活性成分として、請求項1に記載の式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を含有することを特徴とするグルコキナーゼ活性化用医薬組成物。 請求項17 糖尿病、糖尿病の合併症、糖尿病関連の疾患または肥満の予防または治療用である、請求項16に記載の医薬組成物。 請求項18 糖尿病が1型糖尿病である、請求項17に記載の組成物。 請求項19 糖尿病が2型糖尿病である、請求項17に記載の組成物。 請求項20 糖尿病の合併症が、神経性疾患、高脂血症、高血圧、網膜症または腎不全症である、請求項17に記載の組成物。 請求項21 血糖降下用組成物である、請求項16に記載の組成物。 請求項22 薬学的に許容される担体と共に、活性成分として、請求項1に記載の式(1)で示される化合物、その薬学的に許容される塩または異性体を混合する工程を包含することを特徴とする、グルコキナーゼの活性低下により誘発される疾患の予防または治療用医薬組成物の製造方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10301296B2|2019-05-28|Heterocyclic derivatives and their use in the treatment of neurological disorders US10738040B2|2020-08-11|Compounds, compositions, and methods for increasing CFTR activity JP6517976B2|2019-05-22|Compounds for the treatment of inflammatory disorders and pharmaceutical compositions thereof US9745292B2|2017-08-29|Compounds, compositions, and methods for increasing CFTR activity CA2958966C|2020-01-14|Substituted cyclic amines as glucosidase inhibitors US8569339B2|2013-10-29|Soluble guanylate cyclase activators CN103429585B|2015-07-08|作为白细胞介素-1受体相关激酶抑制剂的吲唑基三唑衍生物 ES2676224T3|2018-07-17|Compuestos a base de pirazolo[1,5-a]pirimidina, composiciones que los comprenden y métodos para usarlos US8273741B2|2012-09-25|Imidazo-pyridazinyl compounds and uses thereof JP4227660B2|2009-02-18|ジペプチジルペプチダーゼivインヒビターとしてのプロリン誘導体およびそれらの使用 ES2373661T3|2012-02-07|Derivados de amina con actividad inhibidora de la tirosinquinasa. KR101553418B1|2015-09-15|피리다지논 유도체 US8859547B2|2014-10-14|Pyridazinone derivatives CN101273042B|2013-11-06|丙型肝炎病毒的大环抑制剂 EP2137183B1|2011-09-28|Aminopyrimidines useful as inhibitors of protein kinases US6984652B2|2006-01-10|Gyrase inhibitors AU2015261812B2|2019-11-21|5-chloro-2-difluoromethoxyphenyl pyrazolopyrimidine compounds which are JAK inhibitors EP2342202B1|2015-11-11|Azaindolderivate EP2150551B1|2013-01-16|2-oxo-3-benzyl-benzoxazol-2-one derivate und verwandte verbindungen als met-kinase inhibitoren zur behandlung von tumoren AU2013230119B2|2017-02-23|Imidazo [1, 2 - b] pyridazine - based compounds, compositions comprising them, and uses thereof ES2691068T3|2018-11-23|Compuestos de indol e indazol como inhibidores de la necrosis celular KR100681724B1|2007-02-28|티로신 키나제 억제제 및 이를 포함하는 약제학적 조성물 US9796719B2|2017-10-24|Compounds and pharmaceutical compositions thereof for the treatment of inflammatory disorders AU2007316417B2|2013-08-22|Imidazo[1,2-b]pyridazine and pyrazolo[1,5-a]pyrimidine derivatives and their use as protein kinase inhibitors KR101367447B1|2014-02-25|종양 치료용 피리다지논
同族专利:
公开号 | 公开日 US8309586B2|2012-11-13| US20100267708A1|2010-10-21| BRPI0819655A2|2019-03-19| EP2220081A2|2010-08-25| CN101896483B|2013-11-20| US20120088760A1|2012-04-12| RU2450001C2|2012-05-10| RU2010130095A|2012-01-27| CN101896483A|2010-11-24| KR101133772B1|2012-04-24| JP5364103B2|2013-12-11| WO2009082152A2|2009-07-02| KR20090067125A|2009-06-24| WO2009082152A3|2009-09-24| EP2220081A4|2011-08-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 WO2006112549A1|2005-04-20|2006-10-26|Takeda Pharmaceutical Company Limited|縮合複素環化合物| WO2008050821A1|2006-10-19|2008-05-02|Takeda Pharmaceutical Company Limited|Indole compound| JP2010536845A|2007-08-17|2010-12-02|エルジー・ライフ・サイエンシーズ・リミテッドLGLifeSciencesLtd.|細胞壊死阻害剤としてのインドール化合物|JP2011516403A|2008-04-10|2011-05-26|武田薬品工業株式会社|縮合環化合物およびその用途| JP2016515571A|2013-03-25|2016-05-30|エルジー・ライフ・サイエンシーズ・リミテッドLG Life Sciences Ltd.|調節性t細胞への分化を誘導し、及び増殖を促進することにより免疫反応を抑制するための医薬組成物|JPWO2003103648A1|2002-06-05|2005-10-06|株式会社医薬分子設計研究所|糖尿病治療薬| EP1532980A1|2003-11-24|2005-05-25|Novo Nordisk A/S|N-heteroaryl indole carboxamides and analogues thereof, for use as glucokinase activators in the treatment of diabetes| JP5036316B2|2004-11-02|2012-09-26|Msd株式会社|アリールオキシ置換ベンズイミダゾール誘導体| WO2007007910A1|2005-07-13|2007-01-18|Banyu Pharmaceutical Co., Ltd.|ヘテロ環置換ベンズイミダゾール誘導体| JP2007063225A|2005-09-01|2007-03-15|Takeda Chem Ind Ltd|イミダゾピリジン化合物| EP1928874A1|2005-09-16|2008-06-11|AstraZeneca AB|Heterobicyclic compounds as glucokinase activators| GT200600429A|2005-09-30|2007-04-30||Compuestos organicos| CA2623958C|2005-09-30|2013-05-28|Banyu Pharmaceutical Co., Ltd.|2-heteroaryl-substituted indole derivative| JP2009013065A|2005-10-14|2009-01-22|Astellas Pharma Inc|縮合へテロ環化合物| US8796313B2|2005-11-01|2014-08-05|Janssen Pharmaceutica N.V.|Substituted dihydroisoindolones as allosteric modulators of glucokinase| US8933077B2|2005-11-01|2015-01-13|Array Biopharma Inc.|Glucokinase activators| US20080293741A1|2005-11-03|2008-11-27|Matthew Colin Thor Fyfe|Tricyclo Substituted Amides as Glucokinase Modulators| CN101952281B|2008-01-04|2014-04-02|株式会社Lg生命科学|具有细胞、组织及器官保存效果的吲哚及吲唑衍生物|US8222414B2|2007-08-17|2012-07-17|Lg Life Sciences Ltd.|Indole compounds as an inhibitor of cellular necrosis| CN101952281B|2008-01-04|2014-04-02|株式会社Lg生命科学|具有细胞、组织及器官保存效果的吲哚及吲唑衍生物| TWI535440B|2009-10-26|2016-06-01|Lg生命科學有限公司|包括吲哚化合物之醫藥組成物| WO2011107494A1|2010-03-03|2011-09-09|Sanofi|Neue aromatische glykosidderivate, diese verbindungen enthaltende arzneimittel und deren verwendung| EP2553086B1|2010-03-31|2017-04-19|The Scripps Research Institute|Reprogramming cells| US8530413B2|2010-06-21|2013-09-10|Sanofi|Heterocyclically substituted methoxyphenyl derivatives with an oxo group, processes for preparation thereof and use thereof as medicaments| TW201215387A|2010-07-05|2012-04-16|Sanofi Aventis|Spirocyclically substituted 1,3-propane dioxide derivatives, processes for preparation thereof and use thereof as a medicament| TW201221505A|2010-07-05|2012-06-01|Sanofi Sa|Aryloxyalkylene-substituted hydroxyphenylhexynoic acids, process for preparation thereof and use thereof as a medicament| TW201215388A|2010-07-05|2012-04-16|Sanofi Sa|phenylpropionic acid derivatives, processes for preparation thereof and use thereof as medicaments| KR101186502B1|2011-02-16|2012-09-27|한국생산기술연구원|해조류 유래 갈락탄으로부터 5-클로로메틸-2-푸르푸랄을 제조하기 위한 산촉매조성물 및 이를 이용하여 이성분계 상에서 해조류 유래 갈락탄으로부터 5-클로로메틸-2-푸르푸랄을 제조하는 방법| WO2013037390A1|2011-09-12|2013-03-21|Sanofi|6--3-styryl-1h-pyrazolo[3,4-b]pyridine-4-carboxylic acid amide derivatives as kinase inhibitors| EP2760862B1|2011-09-27|2015-10-21|Sanofi|6--3-alkyl-1h-pyrazolo[3,4-b]pyridine-4-carboxylic acid amide derivatives as kinase inhibitors| EP2931734A4|2012-12-17|2016-08-31|Merck Sharp & Dohme|Novel glucokinase activator compounds, compositions containing such compounds, and methods of treatment| US20170057996A1|2014-02-20|2017-03-02|University Of Florida Research Foundation, Incorporated|Macrocyclic therapeutic agents, methods of manufacture, and methods of treatment| CN109134325A|2018-09-14|2019-01-04|成都市科隆化学品有限公司|一种s-(三苯甲基)-l-半胱氨酸的制备方法|
法律状态:
2012-11-21| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 | 2013-02-20| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130219 | 2013-08-05| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2013-08-14| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130813 | 2013-09-12| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130906 | 2013-09-13| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5364103 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2016-06-14| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-06-20| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-11-22| S111| Request for change of ownership or part of ownership|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 | 2017-12-27| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 | 2018-09-04| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-11-12| RD02| Notification of acceptance of power of attorney|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 | 2019-09-03| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2020-08-28| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2021-08-30| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|